3行映画日記　2/1

今日は映画館でジェシー・アイゼンバーグが監督した『リアン・ペイン〜心の旅〜』(2025)を観てきた。

アメリカに住むユダヤ人のデイヴィッドと、彼の従兄弟ベンジーが主人公で、2人が亡くなった祖母の故郷ポーランドを巡るツアーに参加し旅をする物語だ。

じんわりと心に沁みる、とても良い作品だった。デイヴィット演じるジェシー・アイゼンバーグとベンジー演じるキーラン・カルキンのリアルで繊細な演技に感動した。また、カメラはポーランド各地を巡るツアーの様子を追っていくのだが、その場面の切り取り方や風景の見せ方もすてきだった。

私たちは他者の心の痛みを、完全に理解することや癒すことは難しい。でもその痛みを感じて、そっと寄り添うことはできる。そしてそこから生まれるものがある。そんなことを感じた作品だった。

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