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「事業を作る」から「事業を伸ばす」へ。次のステップを求めてIVRyに転職した話【入社エントリ】
こんにちは、富士茜音(ふじあかね)と申します。これまで、新規事業の立ち上げを軸に、営業、マーケティング、事業戦略など幅広い業務に携わってきました。趣味は海外旅行とバイオリンで、最近は三味線に挑戦中です!
今回の入社エントリでは以下についてお話しします。
転職理由
IVRyを選んだ理由
実際に働いてみて感じたこと
新規事業や新しい挑戦に興味がある方に、少しでもリアルな経験をお伝えできればと思います。
自己紹介
私は京都出身で、2020年に神戸大学経営学部を卒業。現在は社会人5年目です。
1社目:ガイアックス
大学時代にインターンを経て入社。スタートアップスタジオという部署で起業家支援業務をサポートしつつ、自身で新規事業を立ち上げ。事業戦略、営業、マーケティング、プロダクトデザイン、バックオフィスなど幅広く経験。
2社目:IVRy
AIを活用した音声自動化ソリューションを提供するスタートアップで、フィールドセールスに従事。
IVRyとは?
IVRy(アイブリー)は、AIを活用した音声対話システムを提供するスタートアップです。
現在の主力サービスは、AIによる電話自動応答システムです。電話をかけると「〇〇に関するお問い合わせは1番をプッシュしてください…」と、自動で案内が始まるシステムです。さらに、AIによる予約代行や、FAQ 応答なども実装しています。
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転職理由
1社目のガイアックスでは、インターンから複数の新規事業の立ち上げに携わり、入社後にホテル予約サイトを3年半運営しました。 事業戦略、営業、マーケティング、プロダクト、採用、バックオフィスまで、すべてを自己責任で経験できた貴重な時間でした。しかし思うように事業を拡大できず、2024年秋に撤退を決断しました。
事業を続けるかはとても悩みましたが、撤退を決めたタイミングで、「次のキャリアで何を学び、どう成長したいのか」をじっくり考え始めました。
【IVRyを選んだ理由①】:市場拡大のノウハウを学ぶことができる
1社目では、新規事業に何度も挑戦してきた結果、「0→1」のフェーズ(CPFやPSF)の進め方については一定の感覚を掴めるようになりました。一方で、「1→10」の市場拡大(PMFやGTM)については、自信を持って戦略を選択する経験が不足していると感じていました。
そんな時、たまたま参加したオンラインイベントで、IVRy代表の奥西さんの話を聞きました。
「自身が前職で事業立ち上げを経験し、GTM Readyまでのやり方が分かるようになった。」
「IVRyではPMFまでのロジックが明確であり、市場にエントリーしてから試行錯誤を重ね、確実にビジネスを当てにいける。」
この言葉が印象に残り、「市場拡大までのノウハウを学びながら、新たな挑戦ができるのでは」と考え、IVRyに連絡をしました。
IVRyはコンパウンドスタートアップとして、新規事業を複数展開しています。既にIVR(プッシュ式の電話応対システム)のみでなく、ビジネスフォンやAI FAXなどの新規プロダクトも生まれており、「経験豊富な方が多いためポジションが空いていないのでは?」という懸念も払拭されました。
「正しい努力をすれば、どんどん新しい挑戦ができる」 そんな環境に魅力を感じ、IVRyへの入社を決めました。
<印象に残っているpodcast>
多分1年後位の自分を飽きさせないためとか、より面白い人生にするには、を考えたときに、どうやったら10倍にできるかが大体見えてきて、その次は100億のARR作れるなと考え始めて、またそれが見えてきて、1000億ってどうやったらできるのか、みたいなこと考える、めちゃくちゃ難しいゲームのような感覚です。(奥西さん)
【IVRyを選んだ理由②】:AIを活用した労働生産性向上に取り組みたい
もう一つのキャリア軸として挙げたのは、「AIを活用して労働生産性向上に取り組む」というテーマでした。
前職でホテルを訪問することが多かったのですが、「人手不足で平日は休館している」と言われることが何度もありました。少子高齢化が進み、訪日客が増える中で、人手不足はますます深刻になると感じていました。
調べてみると、中小企業の「労働生産性の低さ」が、日本の経済成長を妨げる大きなボトルネックになっていることが分かりました。
「この問題にAIの力でアプローチできるIVRyなら、社会的なインパクトが大きい。」
そう感じ、IVRyに興味を持ちました。
また、IVRyは「技術と戦略が密接に絡み合っている」組織です。
技術による非連続的な変革が求められる中、私自身は技術のバックグラウンドがないからこそ、技術力を起点にしたプロダクトを提供する環境に身を置き、本質的な課題解決を行うことに貢献したい思いがありました。「業務効率化だけでなく、そもそも実現できなかったことを可能にする」プロダクトに関われることが、IVRyの魅力でした。
<印象に残っているpodcast>
10年、20年電話自体が残っていることは間違いない中で、~そこにサーバーを経由していない音声データがある。~これが全部データとして、サーバーを経由したら全てが変わる。サーバーを経由させてユーザーを便利にするだけでも意味があるのに、 加えて、蓄積されたサーバーのデータ使うってなったらもっと意味がある。(小澤さん)
入社してからどうだったか
実務面
現在はフィールドセールスとして、プレイヤー兼チームリーダーとして活動しています。新規マーケティングチャネルを検証することに特化したチームで、日々業務の幅を広げながら挑戦しています。
IVRyのすごいところは、市場拡大のためのノウハウがしっかり体系化されていること。先が見えない中でも予実管理が徹底されていて、目標の立て方や達成に向けた動きがきちんと設計されています。特に、新規チャネルの検証では「とりあえず試す」のではなく、既存の成約率が高いマーケティングチャネルと比較しながら取捨選択を進めるスピード速いのが印象的でした。試行錯誤しながらも、確実に市場に適応させていく流れができていて、「こうやってスケールさせるんだな」と日々学んでいます。
⬇︎一緒に新規マーケティングチャネルに取り組む上瀬さんのnoteはこちら
組織面
また、プロダクトごとに独立した組織なのかと思いきや、実際には「プロジェクト制、サークル制」というマトリックス型の組織 になっていて、事業のフェーズに応じてマーケティングやセールスが柔軟に関わります。新規事業が生まれると、それぞれのチームに引き継がれ、検証が進む「バケツリレー」のような体制になっています。1〜3ヶ月ごとにチーム編成が見直されるので、スピード感を持って市場開拓を進められているのだと感じます。
⬇︎プロジェクト制、サークル制とは?
そして、IVRyのプロダクトが持つ 社会的なインパクトの大きさ も、日々実感しています。ITに馴染みのないお客様でもIVRyを導入することで業務効率化が進み、「IVRyがない時には戻れない」と喜ばれる瞬間がたくさんあり、とても意義がある事だと感じます。
最後に
IVRyは、挑戦する人を歓迎し、成長を全力でサポートしてくれる会社です。もしこの記事を読んでIVRyに興味を持っていただけたら、ぜひお気軽にお声がけください◎