ママのための化学教室-8: 虹の根元はどこにある?
みんな一度はきっと考える、身近な疑問「虹の根元はどこにある?」
そもそも虹は、どうして見える
ウェザーニュースの駆け込み自由研究『虹』!! のページ がわかりやすいかなと思います。
虹は空気中の水滴に太陽の光が反射して見える現象なので、虹を見ている人の背中側に太陽がある必要があります。なので細かい雨が降っているときに、太陽を背に、雨を前に見て立って、ちょっと斜め上(水平から天頂に向かって42度)を見上げたところに見えてきます。
この時の雨は、細かい柔らかい雨で、時刻は朝か夕方が見えやすいようです。
先日長と夕方に東の空に土砂降りだったので、虹が出ないかなと期待したのですが、ゲリラ豪雨のような土砂降りでは、前方局所的な雨だとはいえ、見えませんでした。雨粒が大きいせいでしょうか? それとも、雨の落ちる速度が速すぎるのでしょうか? 皆さんはどう思われますか?
虹の根元にたどり着けるか
肝心の虹の根元は、物理学的には、常に観察者から一定方向に、一定の距離を保ちつつ見えてくる光の反射なので観察者が進めば虹も前に進み、いつまでもたどり着けないことになります。(検証!虹のふもとに辿り着くことは出来るのか?)
とはいえ、虹を光ではなく、エネルギーとして捉えると、もしかすると辿り着けるかも。
こちらの「虹の根元はどうなってるの?虹の終わりを捉えた写真たち」というページには、虹の終わりを捉えた写真が目白押しです。
手が届きそうで届かない、この微妙な状況に、昔の人はその根本に宝物が…と考えたのかもしれません。
珍しい4つの虹が同時に出現した時の動画です。
4つの虹が同時に見える時とその条件については、
【絵本の紹介】
童心に帰って、なんでかな? と、お子さんと一緒に知恵を出し合ってみませんか?
【虹を歌ってみる】
ちょうど、熊本地震の翌年に、熊本応援バージョンで、くまモンが出演。熊本出身のコロッケさんと子供たち他が歌っています。
合唱コンクールでよく歌われる曲のようですね。歌声ば綺麗です。
※題材に取り上げて欲しいことがありましたら、ぜひコメント欄に提案いただけると嬉しいです。
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