東大卒英語連載

【保存版】東大卒が書いた最強の英語攻略法Vol.1<単語力編>

こんにちは、岩崎令と申します。

「英語の勉強をしているのに努力の割に成果が伸びない」「TOEICの対策をしようとして本屋に行ったけれど、本が多すぎてどの本がよいかわからない」といったことはありませんか。英語力を効果的に伸ばすためには、良い参考書を正しい使い方で基礎固めから取り組むことです。

学生時代に難関大受験で有名な会社で延べ5千人の学習相談を行った経験を活かし、ブログや本でありがちな独りよがりな勉強法ではなく、勉強嫌いでも取り組みやすく、かつ東大合格者だから知っている効率的な勉強法を提案しています。

英語は世界の共通語と言われて久しいですが、日本にも外国人が多くなり、今や職場に外国人がいるのは当たり前です。英語を知らないと日本で生きていけない時代がやってきたといっても過言ではありません。しかし、英語は中学からずっと学習しているのに話せない日本人が多いとも言われます。勉強は苦しいこともありますが、ほとんどの場合は効果が上がらない学習をして成績が振るわずに挫折してしまうことが多いのです。そこで、必ず成績が上がる勉強法を紹介しようというのが今回の趣旨です。

想定している読者は、大学受験に向けて効率的に対策したい高校生はもちろん、英語を体系的にしっかり学び直したい大学生・社会人向けの内容としました。大学受験だけでなく、TOEIC日常会話ビジネス英語のために体系的に英語を学習したいすべての人のためのまとめ記事です。

英語レベルは、初学者(中学レベル)から範囲とし、最終的な目標として、東大・京大・医学部合格レベル、TOEIC900を目指す方までを想定し、ひとつの記事で基礎固めから難関大トップレベル/人気企業合格レベルまでレベルアップできるような内容です。当然、地方国公立早慶・MARCH・関関同立向けの内容も網羅しています。基礎固めのやり方は誰でも同じなので、ハイレベルを目指そうが、最低限の目標達成を目指そうが、方法論は共通なのです。

大学生や社会人の方の中には、英会話スクールに行ったほうが早いのではないかと考える方もいらっしゃると思います。しかし、英会話スクールは費用が高くインプット量が少ないのでコストパフォーマンスは高くありません。最近はオンライン英会話もあって費用は抑えられますが、あくまでも英語ができる人のメンテナンスとして有効なものであって、基礎固めができていない方が取り組んでも付いていけず、安物買いの銭失いとなってしまいます。

この記事は志望大学別・目的別に分けて記事を作成しており、基礎固めだけでなく網羅性も意識しました。高校生・大学生・社会人に向けた英語学習法の決定版です。

英語力の「7つの力」

よく英語は4技能があると言われ、Reading/Writing/Listening/Speakingに分けられます。
私はこの4技能の前提として、3つの基礎力があると考えており、それは「単語力」「文法力」「構文・解釈力」だと考えています。

リストアップをすると下記のとおり、英語マスターになるには7つの力が必要です。

1.単語力(基礎)
2.文法力(基礎)
3.構文・解釈力(基礎)
4.読解・要約力(Reading)
5.作文力(Writing)
6.聴解力(Listening)
7.会話力(Speaking)

そして、この7つの力の大前提として、戦略があります。

0.ストラテジー(戦略)

ストラテジーとは、「目標達成のための長期的・全体的な準備・計画・運用の方法」です。

この記事での基本的な戦略は「効率的に目標を達成する」です。
言い換えれば、目標達成のために必要なことは徹底的にやり、不要なことは捨てることを基本的なポリシーとします。

例えば、東大と京大の入試問題は傾向が異なります。具体的に言えば、京大は本格的な長文和訳問題があるので必ずしっかりとした対策が必要ですが、東大は和訳問題はあっても短いですし配点も合格を左右するほどではありません。普通に考えれば、東大に合格するレベルの人であれば、京大の入試問題は必ず解けると思いがちですが、合理的に考えれば、東大志望者は京大合格に必要な力は必要はないのです。つまり、東大専願者は難しい和訳問題の対策をしても時間の無駄なのです。

一言で言えば、「傾向と対策」が重要なのです。

1.単語力(基礎)

今回は基礎中の基礎の単語力について解説していきます。英単語を知らなければ英語は始まりません。

結論から言って、英単語は市販の単語帳を活用しましょう。

自作の単語帳やノートを作るのは時間の無駄です。単語帳を作る時間があれば市販の単語帳を何周もすることができます。大事なのは時間をかけることではないのです。

そもそも英単語の学習ははっきり言って暗記で面白くはないので、挫折する前にパパッと基本単語を覚えてしまった方が良いのです。

また、学校に通っていると学校で配布される英単語帳があると思いますが、それは使わないようにしましょう。学校の英語の成績がよくても、一般入試では一切役に立たず時間の無駄です。私は学校の授業は99%聞かずに内職していました。

社会人の方にとっては、今さら大学受験の参考書?と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、大学受験用の参考書は社会人向けの教材に比べて、予備校の長年のノウハウが詰まったつくりになっていてクオリティが高く、これを使わない手はありません。

しかし、参考書は玉石混交。良書もあれば、編集の都合で作りての作りやすさを重視して、使い手のことを考えていない悪書もあって要注意です。

さて、おすすめの市販の英単語はズバリ次の通りです。受験向けもTOEIC向けも紹介しています!

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