また生物部がやらかした!A-Levelを学ぶ編¦糖類1(生体分子#2)
海外で生きることを考えたことはありますか?
今や日本にだけ自分の拠点を構えているだけでは、ちょっと物足りない感じになってきましたね!
皆さんは海外で住むなら、そして働くなら、どの国でしたいですか?
私は今のところ、老後は日本で暮らしたいなあ…。
それまでは海外と日本を行き来する暮らしを続けていたいです。
あ、別に流れ藻のように生きたいわけではないですよ?笑
はい、今日は糖類のお話です!
糖類は、単糖類と二糖類の総称です(諸説あり)。
単糖類は最も簡単な構造をしている糖類で、炭水化物を構成している要素です。
これからは、そんなエネルギーの源、糖類のお話をしていきますね!
頑張ってついてきてください!
単糖類って何?
糖類によってできている物質は、一般的に炭水化物と呼ばれていますよね。
これらはすべてC(炭素)、H(水素)、O(酸素)の元素を含んでいます。
炭水化物のモノマーは単糖類で、例えば以下のような糖類があります。
代表的な単糖類としては、グルコース(ブドウ糖、C₆H₁₂O₆)があります。
グルコースについては、あとで詳しく説明しますね。
単糖2つが手をつないだら、、二糖類。
二糖類は2つの単糖が結合してできたものです。
単糖類は前回紹介したアミノ酸と同じように縮合反応によって結合しますが、その結合はグリコシド結合といいます。
2つの単糖の間にグリコシド結合が形成されると、1分子の水が放出されます。
スクロース(お砂糖)は、グルコース1分子とフルクトース1分子が脱水縮合してできた二糖類です。
また、ラクトース(乳糖)は、グルコース1分子とガラクトース1分子からなる二糖類です。
グルコースについて詳しく!
グルコースは私たち生物の生命にとっては欠かせない糖類で、1つの分子の中に6個の炭素原子があるので「六炭糖」と呼ばれています。
化学式は「C₆H₁₂O₆」
単糖類で、ヒトでは小腸でその多くが吸収がされます。
そんなグルコースには、α、βという2種類の異性体があることはご存知でしょうか?
※異性体:分子式は同じで、原子のつながり方、構造だけが異なる分子
★α-グルコース
3Dモデルはコチラ!
デンプンやグリコーゲンに使われています。
★β-グルコース
3Dモデルはコチラ!
セルロースに使われています。
デンプンやグリコーゲンについては、以下の記事で詳しく説明しています。
今日はここまで!!!
生きるために大切な糖類ですが、一気に取りすぎると結構ひどいことになりますので、要注意ですよ!
私は母に「コーラを飲みすぎると歯が溶けるよ!」と言われて育ったんですが、あれはとんでもないデタラメだなあと、今となっては思います、、
つまり、コーラを飲んで歯も磨かずにいると、虫歯になって歯がなくなる、という事なようですが、、小さな子にとっては衝撃ですよね。
「自分の歯が溶けてなくなる!!!!!」
完全に信じて恐怖していました。
だから、友達が、美味しそうにコーラを飲んで、気持ちよさそうにゲップしているのを見ながら、「ああ、この子の歯は溶けていってるんだなあ…」と思っていました。
そんな彼の歯は今でも健在です。
でもこの前、知り合いのお医者さんが子供たちに講演しているのを聞いていたんですが、そのお医者さん曰く、
「コーラを飲みすぎると、足がなくなるよ!(糖尿病で)」
、、いや、歯がなくなる方がまだマシでしょ!
怖いことをシレっと言ってしまうあたり、プロを感じました。
皆さんも三大成人病にならないよう、不摂生はやめておきましょうね…。
ではでは。
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