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シン・ヘソンという女優を今まで知らなかったことが恥ずかしくなる「勇敢な市民」
韓国の人気WEBコミックを映画化したアクションコメディ作品「勇敢な市民」。この作品に主演しているシン・ヘソンがとにかく魅力的で彼女の身体能力の高さに目を見張りました!
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物語は
テコンドー、合気道それぞれ三段、ボクシングはロンドンオリンピックの韓国代表候補だったシミンは今、高校の非正規雇用の教師として第一歩を踏み出そうとしている。しかし、その学校ではスガンという問題児によるいじめが横行し、シミンの前任者はそれを苦に自死していた。
スガンのバックには警察権力や弁護士もついており、学校は彼に牛耳られていて、誰も逆らえなかった。シミンも先輩教師から正規雇用になりたければ見てみぬふりをしろと言われるが、根っからの正義の心を持つ彼女はいじめを見過ごすことが出来ず、ある日、猫のマスクをかぶってスガンに立ち向かい…
漫画原作らしく単純明快、そして胸のすく物語
腕っぷしがめっぽう強い教師が、正規雇用を目指し、最初はいじめ問題に関わらないようにしようとするものの、ついには猫のマスクで暴力でスガンを黙らせようとする。
暴力で解決することはいいことでないだけにそこをいかに引っかからないように展開できるかをしっかりと考えてある作品でした。
アクションシーンの凄さに圧倒される
アクションシーンのメインは猫マスク姿なのでスタントマンが演じていることが想像できますが、終盤には素顔でのバトルとなります。
彼女の決め技の一つがかかと落としでそのハイキックの姿の美しさにうっとりします。
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173センチの長身を生かしたキックは他にもいっぱいあって、最後のリングでの戦いにはプロレス技の619(写真)
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や回りまくるローリングソバット、高い位置からのドロップキックなどプロレスファンが見ても拍手を送りたくなるような技の数々が繰り広げられます。最終的にリングで戦うことでただのケンカではなく、格闘技の試合である風になっていますが、なんとこのバトルにはレフェリーもいないし、ルールもなく実質リング上でのただのケンカだったりします。アクションシーンで難を言うとしたら猫マスクがあんまりカッコよくないところくらい。日本の女子プロレス団体スターダムのスターライト・キッド選手のマスクみたなマスクだったら良かったのに。
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シン・ヘソンって誰?
韓国映画はまあまあな本数観ているはずですが、シン・ヘソンは全然知らない女優さんでした。
序盤のコメディ演技とイジメに直面したところのシリアス演技、ケンカシーンのアクションと広い振れ幅の演技をメリハリ持って見せてくれます。
その親しみやすさから韓国では「国民の娘」と呼ばれているとか。現在なんと35歳ぜんぜんにそんなにいっているようには見えませんでしたが、今後に注目します!