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ゴールデン・ボールズ (1993) HUEVOS DE ORO/GOLDEN BALLS/MACHO/UOVA D'ORO 監督 ビガス・ルナ
やっぱり秋なので。。。なんかタイトルがゴールデンだし秋っぽいような?(笑
ちなみにこのDVD借りたんですがジャケットを夫にみられてなんだか気まずい思いをしました。。
でもほら、この監督ってあの「ハモンハモン」なんかも撮った監督で、この映画にはペネロペと結婚したハビエル君も出てるし… などと言い訳してみたかったのですが、してません。うーん、何を観たと思われてるんだろう。
ストーリーはモロッコで
小さな村の小さなダンサー (2009) MAO'S LAST DANCER 監督 ブルース・ベレスフォード
毛沢東時代の中国。山東省の貧農の少年がその身体能力を共産党に買われて選ばれ、11歳で北京の舞踏学校へ。バレエが何なのかすら知らなかったところから、毎日の厳しい練習を経て、共産主義プロパガンダのために踊る。ところがひょんなことからテキサスのバレエ団へ3ヵ月の研修に行くことになり…。
実在のバレエダンサー、リー・ツンシン氏の自叙伝をもとにした映画だそうです。
中国の共産主義の歴史、文化大革命、四人
キンキーブーツ (2005) KINKY BOOTS 監督 ジュリアン・ジャロルド
いいですねぇ、こういう映画好き。
大好きだったシーン。最初に若社長チャーリー、バーガンディ色のかかとのぶっといブーツを試作してるのをみて、あー、ボロクソ言われるんだろうな、って思ったらその通りだった(笑 で、その時にローラが「これからあんたが作るのはブーツじゃなくてセックスよ!」「セックスはヒールにあり!!」と言い放って去るのだ。(ちなみにマドンナはとある有名ブランドの靴を評して「セックスよりい
「逃げるは恥だが役に立つ」
逃げ恥は見ていなかったので、去年の再放送(特別編?)を見ました。ムズきゅん以上に刺さったのは「小賢しい女」「やりがいの搾取」「愛情の搾取」って言葉でした。
小賢しい女は生きづらいものです。多かれ少なかれ、女なら「女に学は要らない」と言われた経験があるでしょう。空いているホームで新聞を読んでいて舌打ちされたことも一度や二度じゃありません。年配の男性から嫌われるだけでなく、女性同士でも、小賢しい女は
「恋のゴールドメダル」など韓国ドラマいろいろ
また韓国ドラマをいろいろ見たので自分の備忘録も兼ねて紹介してみようと思います。まあ好みもあるのであんまり参考にはならないかもですけどね。
これ! 娘に薦められて見ました。“体育大学の学生の恋? しかも重量挙げ?”と思ってあんまり乗り気じゃなかったんですが、見たらドハマり。久しぶりに胸キュン(死語)です。
なんじゃこのキム・ボクジュのかわいさ。顔立ちはちょっとファニーな感じで、表情はいつもひょっ
しあわせのかおり (2008) 監督 三原光尋
中華料理は作る過程がダントツに映画映えする料理だと思う。
強力な火力で高温に熱せられ、中華鍋のなかで油が泡立つ。素材が流し込まれジュっと大きな音を立てる。湯気が沸き立ち、一瞬にして艶やかにふっくらと卵が変化する。肉をミンチにしたり野菜を切ったりする時のリズミカルな音。鍋が振られると食材は鮮やかさを増して宙を舞い、小気味よくお玉と鍋がぶつかりあう。手の中で魔法のように小龍包や蟹シュウマイが包み上が
プラダを着た悪魔 (2006) THE DEVIL WEARS PRADA 監督 デヴィッド・フランケル
普段は家で主にユニクロのステテコをはいてる私。それなのに思い切って言いますが、装うことって楽しいです。コロナ禍で自粛中、服なんて要らないと思ったけど、ついついどんよりしがちな気分を払うために、やはりいろいろと買ってしまいました(ほとんど安い服や靴ばかりだけど)。
外見を変えることって、内面を変える力がある、とあの塩野七生さんも言っています。マキャベリが「君主論」を書く時、普段着からわざわざ官服に
風雲 ストームライダーズ (1998) 風雲之天地雄覇/THE STORM RIDERS 監督 アンドリュー・ラウ
1998年だから、今から20年以上前、「マトリックス」の1年前の映画です。はっきり言ってストーリーの深みとか登場人物の心の機微とかはあまり期待しないでおきましょう。マンガの世界が映像になった、痛快B級映画と言っていいと思います(原作は本当にマンガだそうです)。DVDがすごく安くなっていたので、思わず購入して再見しました。
とにかくこの映画との出会いの印象が強すぎました。初めて観たのはなんとタイの
モンゴル (2007) MONGOL 監督 セルゲイ・ボドロフ
義経=ジンギスカン説。
もしかして、このちょっと荒唐無稽な伝説を監督が知っていて、わざわざ日本人の浅野忠信をテムジン(チンギス・ハーン)役に持ってきてたら面白いな、なーんて思いながらオープニングを観ていたら、いきなり「1192年」とテロップが出たのでビックリ。いい国つくろう鎌倉幕府? ますます疑念は深まるのでした… なんつって(現在は1192年より前だったって説が有力なようです。娘の歴史の教科書
抱擁のかけら (2009) LOS ABRAZOS ROTOS/BROKEN EMBRACES 監督 ペドロ・アルモドバル
アルモドバル監督の映画を見る時は、どんな色彩、部屋の内装、風景、劇中劇を見せてくれるのだろう? という興味で観ているような気がします。
レナとマテオの逃避行先のファマラのホテルの部屋。鮮やかで明るいのにかげりを感じさせるブルーの壁にオレンジの花柄のソファ。海岸で、男の赤のシャツの背中をそっと抱きしめる女の深緑色のニット。補色がいつも効果的に使われています。
登場人物たちの思いも、色のように鮮や
恋するベーカリー (2009) IT'S COMPLICATED 監督 ナンシー・マイヤーズ
原題は「It's complicated」。複雑なんです!
なぜなら…
10年前に離婚した夫は子供たちのパパで、共通の知人も多いから、ことあるごとに顔を合わせちゃう。これがまた口がたつし、憎めない男なんですよね。
それに10年も経ったら憎しみだとか辛かった気持ちがようやく薄れてきて、おそらくは更年期もようやくやり過ごして、なんか楽しかったことばかり思い出してしまうみたい。
ああ、でも酔った
エターナル・サンシャイン (2004) ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND 監督 ミシェル・ゴンドリー
映画を見終わった後、ケイト・ウィンスレット扮するクレメンタインのタンジェリン色の髪の色がいつまでも記憶に残ってしみ込むような余韻。ミシェル・ゴンドリー監督の作品が好きってこともあって、私の好きな映画の、かなり上位に食い込んできています。
記憶消去手術なんて奇想天外で超現実的なストーリーなのに、そこから抽出されるのはリアルな恋愛のエッセンス。性格がまったく逆の2人が惹かれ合い、その違いゆえにうんざ