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新党設立に”選挙違反疑惑” ーー石丸伸二とカネ

 

〇発言を変えた石丸伸二氏


いま注目なのが石丸伸二氏の選挙違反疑惑です。

石丸氏は21日に記者会見し、支出に人件費は含まれておらず、業者はボランティアとして協力した、と説明しました。

選挙違反疑惑をザックリ説明すると、石丸氏側がSNS運用で「もし人件費を払っていた」ならば公職選挙法に違反するのではないかという疑惑です。同問題をめぐっては、市民団体が公職選挙法違反の買収にあたる疑いがあるとして、東京地方検察庁に告発状を提出しています。

じつは石丸氏は、その発言が二転させており、発言が一定しないことも問題視されています。

今月6日に記者会見した際、支出は業者にいったん発注した業務のキャンセル料にもかかわらず、人件費が含まれていた当初の見積もりと同額だったことから「法令に違反するおそれはあると思う」などと石丸氏は語っていました。





それが今回、一転して石丸氏は「業者にはボランティアとして協力してもらった。そもそも見積もりは大幅にディスカウントされた金額であり、当初の見積書には人件費の項目があったものの、その後、人件費を外した請求書に基づいて支払いを了承した」と語り、”業者はボランティアとして協力”したと説明したのです。

じつは石丸氏が言葉遊びをするのには理由があります。それを知るためには、彼の背景を知っておく必要がありますーー。


〇「選挙参謀」の告発

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