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日記0101あるいはテリファー2

グロ映画が観たい
たまーに、グロ映画を欲すときがある。特に仕事が自分でコントロールできない忙しさになるとグロ映画が観たくなる。たぶん、自分の日常を上回る理不尽を観たくなるのだろう。もしくは、満員電車で音楽を聞きたくなるような束の間の現実逃避かも。
さて、本題のテリファー2だが、令和のホラー映画と思えないほどに、ノスタルジックなゴアホラー映画だった。
ラストにある種のホラー映画元祖的なエド・ウッド作品が映るのも、映画愛の強調に感じる。
今どき使い古された、目が光る、遺品が打開のヒント、悪夢にヒント、性行為中に惨殺、幻覚や精神病を疑った者から殺される、ぐちゃぐちゃ食べちゃう、悪魔を孕む、が盛りだくさんで本当にホラーが好きな人達によって作り出された映像だと感じた。それゆえの2時間超え。
人が惨殺されるたびに祝福のつもりなのかポップコーンを投げる客がおり、笑いと怒りに苛まれた点を除けば、良い映画体験だった気がする。

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