〈黒伏山の神々〉
今日は訳あって、東根が誇る名山 黒伏山 に車で登ってきた。
いつ振りにスキー場まで来ただろうか。
県外ナンバーの車がたくさん並んだジャングルジャングル。
駐車場から見る雪化粧を施した山肌がとても綺麗だった。
東根の資源は、古い順から、黒伏山、温泉、さくらんぼ。もはやこれしかないのだから、積極的に活用して行く他ない。
子ども達は雪遊びを楽しんでいるだろうか。
私が小学生の低学年のころ、ぎりぎり雪山でクロスカントリーをした世代だ。
高学年で東根に転校してきたが、その時にはスキーの教育はした覚えがない。
スキーに限らず、雪遊びなら何でも良いと思うのだ。
ソリ滑り、雪合戦、雪上鬼ごっこ。
東根の黒伏山で思いっきり雪と戯れる遊び教育があって良いのだと思う、むしろ初等教育のうちから、東根の宝に触れさせるべき。宝の持ち腐れ。
若干話は逸れるが、
日本の山々には神が宿る。
黒伏山を調べてみると、
イザナギ
ハニヤスヒメ(イザナミの大便)
オオヤマツミ
が祀られている神社らしい。(女神転生好きからすると大興奮)
東根には、黒鳥神社の十一面観音 も有名だが、どちらの神社にも「黒」の漢字が付くのが非常に興味深いところ。
下山途中、黒伏の伏流水を頂く。天然のその水は、水道水より甘味を感じる。水筒に入れて、大地の恵みを家で待つ子ども達にも持って帰る。
田舎は田舎なりに、歴史ある自然を大事に、土地も子どもも育んでいきたい。そう思う。