痛み止めより「責め止め」が欲しい/自分を勉強して、伝える
低気圧が辛い。
低気圧で辛い。
#全部気圧のせい というこのツイートを見て。
そうか、みんなこういうときのために薬を常備しているんだな、と気がついた。
対処療法に疎すぎるので気がつかなかったけれど、気圧が戻るまでの間をしのぐために、飲んでもいいのかもしれない。
でも私が欲しいのは頭痛薬とかよりも、頑張れない自分を責めない薬とか、何も前進していないことに焦らない薬だ。抗不安薬?
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昨日、予てから欲しかったラベンダーオイルを買った。
多分生まれた頃から、ずっと、実家に数十種類のアロマオイルが常備してあった。
うがい薬にティートリー、掃除にレモン、生理痛にクラリセージ、学校が辛いときのタオルにスイートオレンジと、なんで?と疑う余地もなく普通に生活の中にあった。
ラベンダーは、眠れない夜にティッシュに垂らして枕元に置いてきた長年の相棒だ。
精神を落ち着かせる効果がある、気がする。
無印良品には、効果を高めるために各種オイルをブレンドして「ただいま」とか「おやすみ」と名付けられた商品が売っていた。うーんと悩んだけれど、結局単品のラベンダーを選んだのは、単純さが欲しかったから。
シンプルな素材であればあるほど、汎用性が高くて、これから何にでも使える。
昨晩は早速、塩とともに湯船に一滴、とても気分が良くなった。
アロマオイルみたいに、習慣だったからあえて勉強していないけど、実は昔から両親に色々と役に立つことを教えてもらっているんだろうなと、実家を離れて気がつく。
陰陽五行説、薬膳、中医学という言葉を最近知った。
でも内容は、ずっと昔から知っていたことだった。
なんとなく頭に入っていたことに、言葉になって再会すると、この世界にちゃんと存在していたんだな、という、安心感とか繋がりのようなものを感じた。
今まで家族以外に話が通じる人はいなかった。
自分だけだったら別にそのまま寝かしておいてもいいけれど、人に話がしたいから、伝えるための言葉を獲得しようと思う。勉強しようと思う。
アートも同じかもしれない、自分の作品は自分語りになりそうで嫌なのだけど、伝えるために、自分を勉強しよう。
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そういえば、昨日一緒に無印を歩いた友人が、ユングの行動診断のことを詳しく教えてくれた。鵜呑みにせず、診断結果からはみ出る部分もなぜはみ出るのか、自分で分析できる素敵な人だ。私も、はみ出る部分こそその人の個性だと思った。
私の尊敬する人たち、憧れている人たちは、自己分析に長けていることに気がついた。