名前しか知らない「〜ショック」の意味がわかる
今回は世界経済についての本の紹介です。「〜ショック」「〜危機」と名付けられるような経済史上の大事件がいくつかありますが、名前はなんとなく知っていても事件の内容はよく分からない、というものが多いのではないでしょうか。そのような経済史上の大事件を分かりやすくまとめた本が『12大事件でよむ現代金融入門』です。
解説されている事件は、年代順に
ニクソン・ショック
中南米の累積債務問題
プラザ合意
ブラック・マンデー
日本のバブル崩壊
ポンド危機
デリバティブズ事故
アジア通貨危機
ITバブル崩壊
リーマン・ショック
ギリシャ財政不安
…といったラインナップ。聞き覚えのある事件も多いのではないでしょうか。有名どころの金融危機をざっくりと一冊にまとめた本というのは意外と少なく、そんな中でこの本はかなりいい感じでこちらの欲しい情報のツボを突いてきている感じがします。こういう本を待っていた。
内容もド素人の僕が読めるくらいなので、少しでも経済に興味があれば、難しすぎず楽しく読めると思います。けっこうオススメです。
では、この記事はこの辺で。それでは、また。