会計クイズが楽しい

ちょっと前から「企業の決算書とか読めるようになったら面白そうだな」と漠然と感じていたのですが、そういう本をついこの前見つけました。『世界一楽しい決算書の読み方』という本です。

作者の大手町のランダムウォーカーさんは、以前からTwitterで「会計クイズ」という企画をしていた人で、この本はその会計クイズを解きながら決算書の基本的な内容を学べるようになっています。ちなみにイラストはTwitterで有名なイラストレーターのわかるさんです。

僕はこの本で初めて会計クイズに挑戦したのですが、これがめちゃくちゃ面白かったです。あまり具体的な話をするとネタバレになるのですが、例えばでっかくて重い品物をいっぱい在庫に抱える様なビジネスモデルの企業は倉庫とかいるし固定資産が多くなるはず、とか、IT企業は逆に固定資産あんまり持ってないはず、とか、そういった常識から推測できることをヒントに、会計の専門知識のない人でも考えてクイズが解けるようになっているのです。

解説が丁寧で、もしクイズが解けなくても分からないままでストレスに感じるということがなかったのも、良かったです。

クイズを解いて、答え合わせをして、解説を読んで、を繰り返すだけで、なんか知らない間に決算書に書いてあることがなんとなく分かるようになってます。

経済とか投資とかに興味がある人は、読むと面白いと思います。では、この記事はこの辺で。

それでは、また。

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