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第11話 学芸員古沸妖の妄想宇宙論【実体験×科学×オカルト=ビックバン】いっしょにぶっ飛び!
心ってなんだろう
3.思い出すってなんでしょう-3
簡単にいうとパソコンは動かす人がいて物理的に動かして電気信号で作動する。
肉体もそれを操作する心があって始めて動く、その本質こそが心を持ったエネルギー体。
さらに心を持ったエネルギー体は、人間が感覚的に意識できる肉体という限られた範囲のものだけをつかさどるだけじゃなく、肉体の範疇を大きく超えた日頃は感じる事のできない膨大な無意識の領域までもカバーするものと。
人間は忘れる事が出来るから辛くても生きていけるなんていいますが、これは忘れよう、これは覚えていようという取捨選択は何がやってるのでしょう、日常の瞬間瞬間に、それもほぼ無意識のうちに…。
意識しようが無意識だろうが心のありようがそうしているんじゃないでしょうか?
こんな事を考えていると物理的に存在する脳の中で情報がやりとりされているというのは間違いではないのか? ──と思えてきませんか。
もちろんその力学的な証明は、作用と反作用の項目の最後で触れていますよね。
加えて心を持ったエネルギー体には、心とともに霊的な記憶領域(アカシックレコード)があって、そこに入っているデータを記憶として再現していると考えると、最もしっくりくるんです…はい…現世では。
だって、1日24時間どこで使うかもしれない五感のデータを全て覚えているとしたら、1日で何テラになるんでしょう?
それも生きている年月分積み重なっているのですぞ、こりゃ凄い。
確かに今はフラッシュメモリーなんていうものがあって記憶媒体もかなりコンパクトになってるし、圧縮技術もよくなっているからそういう意味ではさほどスペースも必要ないイメージですが、館主は元々映像作家をやっていたのでパソコン編集をやっていた。
だから映像がすごいデータ量なのは実体験で身に染みているから、えらい膨大なデータ量だと実感できる。
加えてその時思い出したのは、暑さ、部屋の匂い、本の触覚、気持ちの変化まで!
どうなってんだ? という事ですわ。
つづく
→第12話
第1話 1.プロローグ 2.ここは思念の世界です
第2話 3.物語を進めるにあたって
第3話 作用と反作用-1
第4話 作用と反作用-2
第5話 作用と反作用-3
第6話 概念における作用反作用-1
第7話 概念における作用反作用-2
第8話 心における作用反作用
第9話 思い出すってなんでしょう?-1
第10話 思い出すってなんでしょう?-2