取捨選択
ーPASMO何処?私のイヤホン知らない?あ、今日のお弁当黄色くない?あ、手紙忘れた!うちんち、キタナクネ?笑。行ってきまあす!
嵐のように朝7時土曜講習に出掛ける次女を送り出す。
ーあ!ゴミ出しといて!
背中に声かけるがもう扉の向こう。
昨晩は次女も友達と国際フォーラムにコンサートに行って、随分遅くに帰宅した。その翌朝の慌ただしさのせいもあるけど
昨晩は私と長女も珍しく外食して遅くに帰宅し、何もせずに寝てしまったせいもあるけど
部屋はエントロピー増大するに任せて極大値笑。昨日の嵐の後遺症ベランダから救出した洗濯物の大山、まだ手をつけていない郵便物の小山、留守中に母が届けてくれた伊勢旅行のお土産たち。
とっ散らかった部屋に取りあえず座り、アジカンのmagicdiscをかけて、片付けもせず笑、noteに書き始めて、内なるエントロピーは小さく小さくなっていくのを感じる。
優先順位をつけるというけれど、時間差は生まれるけど、結局やるんじゃね?笑と思うと、やらなくてよいことを決めるしか、余白を作るには方法がないと気づく。時間は有限で、一定時間を生活の糧を得るために働くと決めたなら。
今までは片付かない部屋に苛立ち、それがタダの自分の拘りだと薄々気づきながら、全てをアンダーコントロールに置けない自分を認められず、目をつり上げて家事も仕事もやり抜いて、ワンオペ子育てもやってるタグの自分が好きだったんだと思う。
なんか、へんじゃね?笑
病に出会って改めて自分に、暮らしに、仕事に向き合ってみると、そのイビツさに気づく。私がいないじゃない!そこに、私がいない。(こんなに恥ずかしくなるくらい自分好きのくせに外面滅私好き。面倒くせー)
みんなが丸く収まるように、うまく回るように頼まれもしないのにやってきて、勝手に自滅したみたいな感じ。
でもね、そうやって頑張りたがった自分を責めたりはしない。よくやったと褒めてあげる笑。年を取ると開き直りが早くなる。時間が無いからさ笑!でも、ありがたく立ち止まらせてもらえたんだから、これからの勝利の方程式はもっと分かりやすく、誰も巻き込まず(ここ大事)自分が好きなことを後回しにしないことにしようね、と契約更新サインした笑。
一目瞭然圧倒的な差異は、人に直接会う時間と機会を最優先するようになったこと。とにかく人、人、人。取り返しがつかないのは人。ものはまあ、何とかなる。ライン下げたカウンター狙いから、会いたい人には会いにゆきます押しかけ女房スタイルのサッカーに。(そんなスタイルあるの?)下は中2の女の子。上は元夫62歳。
あ、仕事はします。責任感も減額しません。なんなら増量します。でも、抱え込みません。リスクヘッジ、責任感をスタッフに振ります笑。そして最終ラインは吉田麻也こと赤毛のチコが守ります。(とか言って、闘莉王タイプと人に言われた汗。攻撃に参加しちゃって自陣ガラ空きにしちゃうタイプって汗。あれ?)
ツラツラ書き連ねるうちに、アジカンのディスクも回るのを止めた。また、回す。何度も回す。間違う度、立ち止まる度、そしてまた歩き出し、出会う度。もう私は音楽を手放さないし、好きなことも、それから好きな人のことも、灰色の男やシャイロックに売り渡したりはしない。