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だってひとりでできるもん

一人でできるもん
よう言うたな笑笑

赤子から人を一人育ててみると
最初はなーんもひとりでできなかったんやなあと
恥ずかしくなる笑
寝返りひとつ打てなくて
ギャン泣きしてお母さんかお父さんに
ひっくり返してもらったんですよアタシタチ

最初からできたのは泣くことくらいかもね笑

一つ一つの動作を行為を
誰かの助けを得て教えてもらって練習して
やっとできるようになったくせに

なんでも自分一人でできると
ピノキオ全能感爆発で書いてしまうけど

一人で出来てることなんかない
必ず誰かにどこかで何かを助けられて
支えられて与えられてそれで生きてる
だから勝手に孤独を感じることはあるけど
ひとりじゃない
人と関わらずには生きていないことを知っている

けど

どっちが正しいとか間違ってる
二項対立の世界観じゃなくて
見方を変えればどっちもあり
結局はバランスなのだと

うまく言えないけど
自分がこう思うって反対側から論陣張ったとしても
一人でできると言ったとしても
一人じゃ生きられないと言ったとしても
それはまるで正反対のようでいて
実際同じことを鏡写しで対極から見ていっているだけで
実はカストルとポルックス双子の兄弟なんじゃないかと思う

でもそれじゃあ論点が2つある
単線に複線で列車走らせるみたいな
アクロバティックさ
赤毛の筆力じゃあ説得は無理だから

娘らにドヤるときにはボッチ道を説く笑
なんでもどこへでもひとりで行けるようにならなあかんと

誰かと一緒に旅に出るとその存在についつい頼ってしまって
そこで人と積極的に関わろうとしなくなる
結局もともとの人間関係を引きずって
違う場所で違う景色を見ただけになるから

赤毛家女子たるもの
単独行動ができなくてはならない

ああ元夫もボッチ派だったよな

赤毛さんは一人で行けるのがスゴイです
俺は一人では初見のとこ行けないっす
なんだよ初めてのおつかい見てねえのかと苦笑いするけど
いや私だってねいい年ぶっこいて
下北のライブハウスに敷居が高くないわけじゃないよ
だからねそんな時はねいつもはミネラルウオーターだけど
ラムコークゴキュゴキュ飲んで酒の力借りるのよ笑
そしたら恥ずかしくないから
そのためのお酒だと思う笑

次女は絶賛インターン中で遠い空の下
長女も1泊3日な弾丸トラベラーで
ライブハウスに西走してる

そもそも論 
自分と同じものに同じタイミングで興味持ってる人と
今この時に知り合ってるなんて天文学的だ
いくつの偶然が重なる運命的な出会いでしかそんなのない
≒あなたと出会ったのはウ❤ン❤メ❤イ
って思っちゃうから勘違いが起きやすいんだけど笑
まあそれはいいや

けどそこに行けば 自分と同じものを
このタイミング一期一会で出会いに来た人とドンピシャのタイミングで会えるわけで
その出会いに賭けて
ボッチで緊張にコメカミドクンドクンさせて出かけていくんだ

逆に言えば一人で行く分だけ
現地では出会いに五感を研ぎ澄ましてる
面白そうだと思う場所とか人とかに
個人情報全開示オマタもパッカーンと開いていく
ここで閉じてどうすんねんと自分にツッコミ入れて
ヒッツヒッツフーとラマーズ法呼吸を合わせにこちらから行く

稀に何も起こらない旅もあって
ああこの旅は自分が無理やり寄せて行き過ぎたんやと 
ほなまたとお辞儀して失礼したりするけど汗

すっかり腰が重たくなってしまった自分に鞭打ってスタンディングなZeppナイト
ギュインギュイン歪んだ音に包まれて
夏に向けて季節をめくる準備体操を







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