飽食の罪とインプット

中の人のプライベートをを晒すように書いているくせに
中の人と現実の自分が同期するようなことには
何故か摩擦抵抗を感じてしまって
それは大股開きしてる赤毛から
生身の自分を守ろうとする防衛反応かもしれないし

新年あけましておめでとうございますの
三十一文字にも至らぬ17文字を打つのに
こんなに長い言い訳がいる自分って一体なんなんと呆れるけれど
コメント欄はいいんだ
書いてるのはもう赤毛じゃないし
低っくくたって舞台は舞台お遊戯会にはお遊戯会の矜持ってもんがある

ああ新年一発目のご挨拶を普通にできる自分でありたかったと思ったり
出来ないから自分なんだろと思ったり
ここまで来たんだからもう少し頑張れと勝手に自分を励まして

日付変更線をいつものよう跨いで　
そして書こうと思う

ええと枕が長い
前戯が長いと言えばいいのか苦笑
これでいつもの赤毛だ
時計の針を少し巻き戻して去年のこと
てか一週間前のことだけど笑

午後イチで通院同行で昼ご飯を食べる間がなく
おしゃぶり昆布1枚咥えて慌てて出かけるけれど
支援内容に変更があって
結局薬局で一包化してもらった薬を
ご自宅を訪問してお薬カレンダーに明日の朝の分をセットする7時まで
何も口に入れることができなかった

けど

全くお腹が空かないことに気づいた
支援で緊張していたからかなとその日は思ったけれど

普段は施設で提供する給食を利用する皆さんと一緒に食べている

金曜日にたまたま一食不足していたものだから
試しに抜いて食べないで過ごしてみたら

やっぱり夕方になっても全然お腹が空かないことが判明して

生きて半世紀基本１日3食欠かさず食べてきた人なのだけれど
これまでは勿論それで良かったのかもしれないけど
多分もう同じカロリーは必要としない身体になっていたのに
漫然と続いた習慣で食べ続けていたみたいだ

その後もお腹が空くまでは食べないでいてみようと決めていたら
朝食べたら夜までお腹はグウとも鳴らない
なんだ今まで惰性でお腹も空いていないのに食べ続けていたのかと
自分で自分に呆れるけど

セブンで言ったら飽食の罪だなと思いながら
結局充分に消化排泄する前に
次の御馳走を投入してきた
忘年会だの思い当たることがあるし
もっと思い当たるのは加齢で基礎代謝が減って
運動量が減って摂取したカロリーが消費できない身体と習慣だ

ああ働かざる者食うべからずとはよく言ったもので

給食はカロリー計算されて栄養価もバランスが良い
けれどそれは20代の若者も
50代のバアやんが同じわけはなくて
やっぱり私には私の適量があるし
その世の中の平均みたいのから私は
年寄り寄りに分布しているのだと痛感して

理学療法士の先生にも
吐き切らないで息を吸っていると
肺のホンの一部しか使わない浅い呼吸になります
吸い込む前に吐き切ることを意識してくださいと
言われたなあと思い出しながら

ギブ・アンド・テイクって言うたの誰やったっけと苦笑いしながら
吐ききらないうちに吸い込んだり
食べ終わらないうちにまた食べたりしてる自分に気づいて
実はこのゴールデンな暦の年末年始に
気分は青春18切符みたいな旅を計画していたんだけど
またインプットしようとするのかよと
ちゃんと総括したのかよと薄い胸に手を当てて

いいえ未だです
来し方の意味を反芻しますと
天神様の丑のおデコを撫で撫でして詫び
性懲りもなく
ちょっとだけだと旅の空の下思う

え？やっぱりオマエまたフラフラしとんのか
だってえ命短し旅せよオバサンって言うじゃないと
自分にツッコミを入れて

呼吸と言えば　この曲
あなたのいる景色