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茶の湯基礎用語03|しゃかしゃかするよ、茶筅

わたくし、恥ずかしながら、茶筅(ちゃせん)、カビさせたことがあります。

茶筅とは、抹茶を点てるときに使うお道具です。しゃかしゃかするアレです。

茶筅は消耗品です。使っているうちに、穂先が折れることがあります。
先日、美術館で茶道具を見ましたが、茶杓(ちゃしゃく:抹茶を掬うもの。形状は大きな耳かき。)では利休さんがつくった竹製のものが、今に残っているのに対し、消耗品である茶筅はひとつも出てきませんでした。

さて、茶筅の素材となる竹や形状は、流派によって異なります

表千家:煤竹。穂先はゆるやかにカーブ。
裏千家:白竹。穂先はゆるやかにカーブ。
武者小路千家:紫竹。穂先がまっすぐ。

茶筅をカビさせてしまった件ですが、充分に乾く前に仕舞いこんでしまったようです。
それからは、扉のついていないところに、保管するようにしています。
いまは梅雨、特に気を付けなきゃ。

さて、先日、雑貨屋さんで素晴らしいものを見つけました。

プラスチック製の茶筅

プラスチックならカビ知らず!
茶道というよりも、抹茶を日常に取り入れたいという方におすすめです。

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