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日常に取り入れやすいお点前 新しいお点前

今日のお茶のお稽古は、略点前(りゃくてまえ)と立礼(りゅうれい)でした。

略点前のほうは、名前の通り、簡略化されたお点前です。
常よりも、お道具の数が少なく、釜や柄杓(ひしゃく)の代わりに鉄瓶(または銀瓶)を使います。
自宅などで、お道具がなくても、ないなりにお茶を楽しめば良いのだなと感じられるお点前です。
自宅には、釜も鉄瓶もありませんが、電気ケトルをつかって挑戦してみようかと思います。


また立礼(りゅうれい)は、亭主も客も椅子に座った状態でお点前が進行します。
足が楽!
すばらしい!!
亭主にももちろんお客様にも嬉しいお点前の形です。
コックピットのような立礼卓という机にお道具を配置してお点前します。

いずれも、比較的新しいお点前の形です。

茶道というと千利休の時代から、変わらないもののような気がしますが、略点前(りゃくてまえ)や立礼(りゅうれい)のように生活様式の変化に合わせ、新しいお点前が考案されています。

落語でも現代が舞台の新作落語、歌舞伎には漫画のワンピースを題材にした演目があります。
そういう古くからのものが、新しいものを取り入れていくさまに、勢いを感じ、心惹かれます。(でも、落語は古典落語の方が好み)

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