「利休にたずねよ」とか「へうげもの」とか お茶ものの小説やマンガ
せっかく、茶道を再開したので、茶道をより知りたいと思い、
入りやすい小説やマンガを読んでいます。
「利休にたずねよ」は、先生から
「映画、すごいわよ!出てくるお道具が素晴らしいの」
と教えていただき、さっそく見てみました。
しかしながら、私の目は、まだ全然、お道具の素晴らしさを
捉えることはできず…。
(でも、本当に素晴らしいお道具が家元から提供されているらしいので、
ご興味のある方はぜひ!)
あわせて、「へうげもの」。
こちらは、利休の弟子である古田織部(ふるたおりべ)が主人公のマンガです。
こちらの2つを見て、思うのは、茶道の中心は
「お道具」にあるのだということです。
私が、お茶をはじめたのは、美しい所作やおもてなしの心を
身につけたいという思いからでした。
でも、この二つの作品を見ると、中心にあるのは茶碗や茶入(点てる前のお抹茶を入れておくもの)などのお道具であり、
そのお道具のために所作があり、そのお道具によりおもてなしの心などが表現されているということ。
もちろん、これまでも、お道具を大切に扱いましょうという指導は
受けてきたのですが、これほどまでに道具が中心にあるとは考えたことがありませんでした。
うまく言葉にできずもどかしいのですが、
ふたつの作品を見て、茶の湯の捉え方が変わりました。
(断りを入れるまでもなく、上記一切は個人的な見解です。
さらにいうと、お稽古を続ける中で、考えもまた変わっていくような気がします。)
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