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風炉のお点前に変わり、炭も小振りに

昨日のお茶のお稽古から、夏バージョン、風炉(ふろ)のお点前が始まりました。
薄茶(いわゆるお抹茶)の運びのお点前(最も基本の点前)のお稽古をしていただきました。

予習の成果か、おもったよりも動けたので、ほっとしています。
とはいえ、ご指摘を受けたことを数えたら、13点もありました!あらまっ

炉(主に冬)から風炉(主に夏)に変わる経験は学生時代を通じて何度かしてきたはずなのですが、気付いていなかったことがありました。

それは炭のサイズ
炉の季節と比較して、二回りほど小さくなった感覚です。

なんでそんなことも知らないのだ、私…
学生時代に、準備をさぼっていたことが、時を経て、明らかになり、人知れず赤面することになるとは、なんと茶道の厳しいことよ。
(いやいや茶道が厳しいのではなくてね…)

お茶を再開してからは、お稽古とは別に、関連の手引書等を見ているので
炉と風炉では、炭のサイズが変わることを知識としては知っていました。
しかしながら、実物をみたら、想定していたよりもずっと小振りでびっくり。

風炉の季節となり、炭も小振りになるのは、お日さまがどんどん元気になっていく季節、炭の火力がそれほどなくても湯が沸くということなんでしょうね。
暑くなりますからね、炭には控えめでいてほしいですよね。

また、炭にも大きさや形状により名前が付けられていますよ。

これらの組み合わせにより、火をほどよくおこし、湯をほどよく沸かす(「火相湯相(ひあいゆあい)を整える と言います)のが、亭主に求められる技量のひとつです。

炭をつぐ様子をお客様の前で行う、炭点前というお点前もあります。

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