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看護師「これは…大変でしたね」激痛5日、やっと辿り着いたまともな病院【7】

ごきげんよう🍒アカチェリーナ4世です🤙🏻👈🏻

~あらすじ~
激しい激痛で病院をたらいまわしにされて
自力で探し出したH病院への初診までの3日間
ベッドが自分の世界のすべてになっていた
it'a true wolrd.で狂ってた
アカチェリーナはやっとこの日を迎えたのでした


この日は前日から
楽しみ・待望・ちょっとの不安
のフルコースでなかなか寝付けませんでした

目が覚めてみると
痛みが出てから6日の中で一番痛みはおさまっていました
痛みレベルとしては5くらい


5くらいは、
痛いけど歩ける
歩く速度はばあさんと変わらない。遅い
家族に右足を持ち上げてもらって車に乗れる

腰を90度曲げることができないので
斜めにだらしない感じで座る
🆕話せる

痛みレベル症状早見表


H病院についに・・・・キターーーーーー


車で駐車場に入ると
激混みでほぼ満車・・・・

かと思いきや入口に一番近いところが開いてて
幸先いいな!と喜んだりしつつ

H病院は地域で一番大きい病院だから
とにかく広い
受付してから、婦人科まで長い廊下を歩いていく
これが辛い

この時点でもまだ
自分は車いすを使うほどではない
となぜか遠慮していて
入口にあった貸し出し用車いすをスルーして
ヨボヨボ痛みを我慢して歩いてました


婦人科到着


婦人科の待合まで10分以上かけて到着し
受付をして待っていると
海外でバックパッカーやってそうな見た目の
こんがりとした看護師さんが出てきて
机と椅子のあるスペースまで案内され
今回の詳細を聞かれました

私はあまり話せないので
事前に家族が経緯を書いたものを持参しており
それを見せつつ説明する感じになりました

日焼けの看護師さん「これは・・・・大変でしたね」


「これは・・・・大変でしたね」


あ、染み込む・・・・
私の乾いた心に
喉から手を出しすぎてちょっと乾燥ぎみだった心に
染み込むぅ~

言葉ギフト🎁

で、とりあえずS泌尿器科病院で撮ったCTでは卵巣が腫れているように見えると言われたことと
F婦人科ではエコー検査したがナンモワカランのでMRI撮ってと言われたところで終わってるので

MRI撮りたいけど、ぜんそく治療中なので念のためメプチンを吸いたいと話すと、どっちもいいよってことになりました
(ぜんそくの人がMRIやCTの時に造影剤を使うと、まれに発作が出ることがあるから・・・・らしい)

この話が終わった後
即MRI撮ることになりました

これだよ、このスピード感だよ
今の私に必要なのは
もう待ってられないんだよこっちは

H病院の対応の速さ
最&高

と感動しつつも
放射線科へヨボヨボ歩いていきまして

廊下の椅子に座ろうと思った瞬間
中へ呼ばれて
まずは生理食塩水の点滴を受けることに

ベテラン!って感じの70を過ぎてるように見える
白髪のおばさま看護師さん(以下:白おばさま)が迎えてくれて

白おばさま「ラッキーだったね。今まですごく混んでたのがちょうど空いたところだったよ」

と声をかけてくれました
でなんだかんだとどうでもいい話をしつつ
点滴を終え

ぜんそく治療薬のメプチンを吸うよと伝えると
じゃあ造影剤入れる時吸ってねと言われる
(私は発作のあるぜんそくではなく、息苦しくなる程度なので
本当に『念のため』)

そのあとMRI室に移動
MRIって台に登って寝るじゃないですか
あれが今回一番大変でした

アカチェリーナは足を上げる時に
腹筋に力を入れたら痛みレベルが上がるので
家族に足を持ち上げてもらってここ数日生活してきたので
足を自力で上げられない
 
次に横になってまっすぐなれないので
足の下にクッションを入れてもらいました

でベルトを腰にするんですが
圧迫すると痛い部分を避けてもらわないといけず

「イテテ・・・イテテ・・・」
とやたら独り言の多いやつという認識だったでしょうw

命は燃やしてる

白おばさまの優しさ


MRI残り10分くらいになったところで
扉が開くと白おばさまが入ってきて
預けておいたメプチンを吸うよう言われ
その後
生理食塩水を点滴してた管から造影剤を入れたようでした

私は身動きできないので見られませんが
冷たいものが入ってきたのでわかりました

そしてそのあとちょっと撮影したら
終了

白おばさまが入ってきて
一緒に点滴をした部屋に戻りました

生理食塩水の点滴は外さず
白おばさまと座ってしばらく待ちました
「ぜんそくの方は大丈夫かちょっと様子みようね」
とのこと

とりあえずそのまま婦人科に戻ろうかと
言われたのですが、私がヨロヨロとしか歩けないので
車いすに乗って、白おばが押して行ってくれました

ここまでで病院を何軒も回りましたが
こんなに優しくされたことはあったでしょうか

いや

ない

そして婦人科の待合室でしばらく様子を見
大丈夫そうだと確認し、白おばさまは戻っていきました


診察の予約が2時間後だったので
院内の食堂で昼食を食べることにしたんですが
食堂までが遠い!
広い病院の難点

ヨロヨロイテテと歩いていき
おなかが痛いのであまり食事ができず
かけそばを半分だけ食べました

どうでも良いけど
かけそばって
体力が落ちてる時と寒い時に食べると
なんかホッとするよね

麺って書くの難しい

いよいよ診察!

家族と診察室に入っていったら
そこには初老のイケオジが座ってました





*********巻末CM**********

うどん蕎麦ラーメンと麺類なら何でも好きなアカチェリーナ4世ですが
真面目な面もあってですね

普段はシンガーソングライターとして
辛い気持ちを口にだして伝えていくことで
皆で自分の辛い気持ちを言えるようになろうと
いうメッセージを発信しています

公式HPにたくさん自分の気持ちを載せているので
見に行ってみよう


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