INFPの生存戦略【3】INFPでよかったこと
お久しぶりです。読みに来てくださってありがとうございます。
はじめに
お元気にされていますでしょうか。私はというと、心身ともに元気ではあるのですが、ちょっとnoteから逃げていました。いま、また戻ってきて書いているので安心しているところです。ではなぜ逃げたかというと、最初の記事であるINFPの生存戦略【1】己を知るを書き上げて、読んでくれる人がいるのを知って嬉しくなり、その勢いで次の記事のINFPの生存戦略【2】辛かったら逃げるを書き終えた後、
逃げたんですねぇ。
自分で書いた記事のとおりですね。書こう書こうと取り組んでみたはいいものの、どうやってもまとまらず深みにはまってしまいました。何と言ったらいいのか、気づかぬうちに自分で掘った落とし穴から上がれなくなってしまっていたというか、自分で仕掛けた罠にかかってしまっていたというか…。エネルギーが足りないのかなと思い、本や漫画を読んだりしたのですがどうもそういうわけではなかったようです。
そしたら、noteを始めたときに読んだ文章をふと思い出しました。
創作活動でもっとも大事なことは、
・創作を楽しみ続けること
・ずっと発表し続けること
(noteヘルプセンター 創作活動でもっとも大事なこと より)
なるほど。これは、noteにつまづいた時のための言葉だったんですね。
完璧にとらわれて、最初の時のような創作の楽しさを忘れていました。過去の自分を助けるためとか言いながら現在の自分を見失い苦しんでいたら元も子もありません。
毎日投稿している方々はすごいなあと思っていたのですが、それがnoteを続ける秘訣なんですね。何もなくても呟きや日記のような感じで私も心がけようと思いました。
地獄の自由学習ノート
なぜなら、小学校の時の地獄の自由学習ノートのことを思い出したからです。あれは、小学校3年生か4年生の夏休みのことでした。宿題として、毎日1ページの学習をして提出するというものがありました。内容は何でもよく、国語や算数でもいいし美術や音楽などでもよかった気がします。夏休みは約30日間ありましたので、30ページを埋めればいいということです。私は、宿題を後半にやり自分を苦しめるタイプなのですが、絶対に宿題は提出するという真面目さがありました。そこは褒めたいところです。
しかし、この年の私は、自分の力を過信しすぎていてなんと夏休み最終日の前日まで取り掛かりませんでした。「大丈夫、大丈夫、私ならできる」と思い込んでいました。この宿題の意義はおそらく毎日何かひとつ学ぶことにあり、たった二日で詰め込んだものに意味はあまりないでしょう。けれど、そんな意図も知らない私は、このノートをあたかも毎日真面目に取り組んだかのように終わらせればいいのだと思い込んでいたので、「1ページに30分だと30ページで15時間、一日7時間半集中して取り掛かれば終わる!」と踏み、その計画を最後の二日で実行したわけです。
思い通りに行かないのが現実です。
小学生の頭で考えられるバラエティーに富んだ内容なんて、たかが知れています。国語算数理科社会…とやっていってもなかなか終わりが見えず、教科ごとの好き嫌いもありますので時間をかけずに楽にやれるものがどんどん絞られていきます。時間もどんどん迫ってきているのに、そんな時に限って家族で出かけなきゃいけない用事が出来たりして、ますます私を苦しめます。(自分が元凶なのは百も承知です。)自分のイライラを家族に向けてしまったのは、申し訳なかったと思います。
「時間のない状況で何が何でも終わらせなければならない、でももうネタがない!」
そんな窮地を助けてくれたのは、私の手でした。もう何も考えなくて楽にできる宿題として、自分の手をデッサンしたわけです。(カテゴリーは美術です。)それが印象に残っていたのですが、そんなわけの分からんページを挟むことでその夏は何とか乗り切ることができた訳です。「やらなきゃいけないことはコツコツとこなすことが大事だ」と嫌なくらい学んだエピソードの一つです。(しかし、ここまで追い詰められても乗り切れることを知ってしまったのも事実です…。)
ご清聴ありがとうございました。
まだ、よかったこと何一つ書いてないじゃないか。
そうでした。脱線した話を話し続けて満足して本題を忘れてしまうこと、よくあります。注意します。
INFPでよかったこと
INFPでよかったな、と思うことはたくさんありますが、一番はやはり空想することでしょうね。(妄想とも言いますが)
何かひとつ興味ある情報をつかんだだけで、それについてずっと考えます。実はこうなんじゃないか、こういう考えもあるかも…という感じでずっと脳内会議をするのが好きなんですね。筆者は多重人格ではありませんが、一番の友達は自分だと思っているところがあります。
空想のいいところは、とにかくコスパがいいです。外を散歩したりするだけで情報はたくさん落ちていますから、空想で時間を潰すってのが無限にできる気がします。
私は絵を描くのも好きなので、紙と鉛筆だけでも楽しめます。脳内の書きたいものを具現化しようとするあの瞬間、白い紙を見つめている瞬間が一番わくわくするかもしれません。自由ですからね。
ただ、技術が追っついていないので、自分の絵に満足できず途中で描くのを止めてしまった絵の方がはるかに多いです。昔はイラストレーターになりたいという夢もあったのですが、夢は変化します。けれど、絵を描くことはなんだかんだストレス解消のために続けています。誰にも見せていないけれど、自分を助けてくれた自作の絵には本当に感謝しています。
他のINFPの方々のお話を聞いてみたいのですが、私はとにかく夢を見ることが好きなんです。睡眠時に見る夢の方です。というのも、夢がファンタジーすぎて、よっぽど悪夢でない場合はいつまでも夢を見ていたいってくらい、自分では想像のつかない世界にいることがあります。これは、大人になっても基本的には変わっていないような気がします。夢は起きているときに得た情報の整理をしている、と聞いたことがありますが本当か!?と正直思います。フロイトの夢分析の本を図書館から借りてきて読んだこともありますが、いまいちわかりませんでした。夢日記を書くと病むなんてことを聞いたこともありますが、私は印象に残った夢はメモするようにしています。忘れたらもったいないですから。
話が変わりますが、私は「ドラゴンボール」が好きで、父がそろえた単行本を子供のころから定期的に読んでいました。その中に、舞空術という空を飛べる技があるんですが、それにかなり憧れを抱いていました。実際に自分の体のみで空を飛べないことは頭では分かっているんですが、ドラゴンボールには「努力すればだれでも飛べるんじゃないか」と思い込ませる説得力と魔力がありました。小さい頃にドラゴンボールを読んで練習した人は結構いるのでは、と思います。私もその一人であり、楽しい思い出です。空を自由に飛ぶというのは今でもやってみたいことで、いつかパラグライダーに乗ってみたいという現実の夢もあります。
これはしょうもない自慢なのですが、実は夢の中で3度ほど空を飛ぶ夢を見たことがあります。舞空術とは異なる方法でした。一つは、高台の上から助走をつけて勢いよくジャンプすると、数秒間空中に浮かびゆっくりと地面に着地するという夢。もう一つは、チラシの上に乗って魔法のじゅうたんのように飛べるという夢(これは体重のせいなのかかなり低空飛行でした)。あと一つは、空からハリー・ポッターたちがやってきてほうきを貸してくれて、そのほうきで空を飛ぶ夢でした。目覚めたとき、どの夢も空を飛んだ感覚というのを鮮明に覚えていたので、「やった!空を飛べた!」と嬉しくなったことを覚えています。
INFPの隠れた能力
こんな話ばかりしていると、何を伝えたいのか分からないかもしれませんね。伝えたいことそれは、おそらくINFPは漫画や小説のお話(そのほかのことも)を120%、いやそれ以上に楽しめる能力があるのではないかということです。マルチタスクが苦手と言われていますが、それはつまり一つのことに集中力があり、それに興味があった場合は隅々まで知りたがる能力があると思います。だから、何事も時間がかかるし要領はよくないかもしれないけれど、深く追求し想像し、自分に落とし込む能力はだれにも負けないんじゃないかと思うのです。実際に、私は漫画一冊を読むのに1時間かかることもあります。読み終わった後はどっと疲れますが、いい話を読んだ後はとても心地よい疲れです。
学校の義務教育はバランス特化型ですので、基本的なことが学べても、自分の好きなことばかり時間をかけて学べるわけではないのでつまらないこともあります。私は結果的に大学まで卒業することができましたが、明確な目標もなく将来に備えて勉強をしていたわけではないので、勉強内容はほぼ忘れてしまいました(父、母、ごめんなさい…)。けれど、自分の性格を知った今、思い返すと何一つ無駄な時間はなかったなと思っています(無職から言われても説得力皆無)。忘れたことはその都度調べればいいだけです。
人生の教科書
思い返せば、私にとって人生に大きく影響を与えているのは「ものがたり」でした。漫画や小説をたくさん読んできたわけじゃないですが、私を突き動かし励ましてくれるものはいつも、好きな作品達だったなと思い出しました。
勉強をしなくてもいいということではないけれど、自分の大好きな漫画や小説を自分の教科書にしてもいいんじゃないかと気づきました。人生において大事なことが、分かりやすくいろんな表現方法で書いてあるのだから、こんなに最適な教科書はないと思います。
INFPの人生を楽しむコツは、ネガティブな感情に振り回されないように自分の感情をできるだけ理解してあげることです。ネガティブスパイラルを脱却するために物語はとても有効です。また、音楽は即効性があります。
私の経験上ではありますが、年を重ねるごとに自分を理解できるようになっています。そして、選べることも多くなるので大人は楽しいです。
あなたの今の一番の教科書は何ですか?
どこに惹かれますか?
いつか教えてほしいです。
今日はこの辺で終わりにして、「教科書」を読みに行こうと思います。
ここまで読んでいただき、本当に感謝です!
また次の記事でお会いできることを楽しみにしています。
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