下駄の鼻緒3
朝方、心地よい爽やかな風が入って来ていて、思わず二度寝してしまいました。高原にいるような気分でした。
購入した下駄ですが、鼻緒に全く余裕が無くて前まで足が入らないのです。やっぱり「通販はダメだ、履いて試さないと」と反省しました。
ネットで「鼻緒がきつい」で検索して、「引っ張ってみる、鼻緒を揉んで柔らかくする」ことを試しましたが、効果なしです。
その中に「鼻緒の取り替え」を見つけ、これを応用してみる事にしました。
鼻緒の先の止めを「先つぼ」(親指と人差し指の間の所)と言います。ここを長くする作戦。恐る恐る、裏の金具を外し、結んである紐を緩め、ギリギリまで伸ばして結び直し、また金具を被せる。
これで、鼻緒にゆとりが出来て足が入りました。多少きつめですが、履いている内に、足に馴染んでくると思います。
ほっとしたと同時に、下駄の便利さを見つけました。
紐の調節で多少のサイズ変更が出来る。着物と同じです。
さすが、日本の伝統文化は素晴らしいと、また関心したのです。
下駄を履くことには、健康面、環境面、文化的な面で多くのメリットがあります。伝統的な美しさを楽しみながら、健康にも良い影響を与える下駄を、現代生活にも取り入れていきたいと考えています。