僕と娘と三菱重工浦和レッズレディース 〜娘ちゃんは武器を手に入れた〜
1.前段
朝から少々バタバタ気味、スタメン発表を見届け今日娘ちゃんが選んだスタイルはこちら
「ミンナノオナマエハイッテル」
何故かカタコト。公式グッズが嬉しかったんだね。
そして手にはもちろん三菱重工浦和レッズレディースのジャスミンこと菅澤優衣香選手のナンバー9を今回も選択。
「イツカアウ。ソレマデコレ。」
そうかいつか会えるといいね。会えたら会えたで人見知りなので隠れちゃうの知ってるけどね😏
突然なる携帯。
先輩から、身内の浦和コミュニティからの連絡
そうか・・・男子TOPだ。
明日から大事な試合が控えている。しかし僕は答えた。
仲間内にも言ってなかった。WEリーグの沼に落ちたことを。
カミングアウト。先輩たちごめんな。埼スタに行かずに駒場に行ってたんだ・・・。WEリーグ終わったら合流する待っててくれ。
驚くでしょ?僕WEリーグにハマっちゃったんです。
よくわかんないけど色々なことしてるんですよWEリーグ界隈で。。。
と思っていたら・・・突然ギラさん乱入
なんでだよ!
なんでお前がいくんだよ!!!
いいけどさ、サッカー好きなんだな。。。
そもそもこのコミュニティうちの大学の仲間のグループ。
関東に転勤したての50歳児を社内で見かけた僕、デスクがギラヴァンツグッズでいっぱい。気になる。東京でギラヴァンツ。声を掛ける。
「自分浦和サポなんですけど、ギラヴァンツサポなんですか?」
そこから僕と50歳児の交流が始まった。
「浦和のゴール裏に行ってみたい」
彼の思いを仲間内に伝えると、快く迎えてくれた大学の先輩たち。
気づくといつの間にか都合がつけば毎回参戦、いつの間にかLINEグループにも入っていた。
「サッカー」がなければ1回り程度離れている人とプライベートで交流することはなかっただろう。そしていつしか、1回りしたのやつらにいじられる50歳児へと成長しているのだが・・・それはまた別のお話。
閑話休題。
誰も突っ込まないので
社交辞令を打つと間髪入れずに
こわいこわいこわい。
気づいたらいるのはこわい。
ってか絶対来るだろお前。わいは会わんぞ。
今回は「WEリーグサポで集まって写真撮りましょう会」を企画しているんだ。。。
でもね。浦和の男子から女子まで興味を持ってくれて嬉しい。
これは本音です。
2.試合
試合開始、連戦の身体的疲労、脳疲労の影響かいつもより玉離れが悪いように見える。
DFラインからのビルドアップがうまく行かない時間帯が続く。
すると娘ちゃんいつもならテレビとソファーを行き来するのに
娘ちゃん「いけだせんしゅーがんばーれ、いけだせんしゅーがんばーれ、いけだせんしゅーがんばーれ、いけだせんしゅーがんばーれ」
と連呼。応援スタイルが変わった。
池田咲紀子選手が映るたびに「いけだせんしゅーがんばーれ、いけだせんしゅーがんばーれ、いけだせんしゅーがんばーれ、いけだせんしゅーがんばーれ」
池田咲紀子選手愛が止まらない。
前半10分頃からまたまた応援スタイルが変わる
娘ちゃん「いけだせんしゅがんばーれ!」の後に無言でわいをみてくる。
娘ちゃん「いけだせんしゅがんばーれ!」またみてくる。
娘ちゃん「いけだせんしゅがんばーれ!」わいの頭をおしてくる。これ・・言って欲しいのか?
娘ちゃん「いけだせんしゅがんばーれ!」
わい「いけだせんしゅがんばーれ!」
娘ちゃん「いけだせんしゅがんばーれ!」
わい「いけだせんしゅがんばーれ!」
娘ちゃん「いけだせんしゅがんばーれ!」
わい「いけだせんしゅがんばーれ!」
なんかあったよねセレッソさんかどっかで男性・女性に分かれるチャント。
親子でこんなことするなんて思ってなかった。
3.娘ちゃんは武器を手に入れた
前半10分頃からだろうか、押し込まれる展開が続く、高平美憂選手のガツガツ感、プレーエリアが嫌だな・・・なんて思っていたら不穏な音が・・・
「チクタクチクタク」
ん?なんか聞き覚えがある。。。
クリックだ。(クリックとはメトロノームに合わせてギターやベースを弾く練習方法詳しくは調べてね)
面識ある方はご存知かと思いますが、元バンドマンなので、機材がたくさん部屋にあります。
今じゃ三菱重工浦和レッズレディースにどっぷりの娘ちゃんも2歳の時はこんな感じ
バンギャの相方さんの影響で、サングラスを反対に掛けて、布団叩きをよく弾いていた・・・。
またまた閑話休題。
ゲームスピードが上がらないとメトロノームを鳴らす斬新な応援スタイルを確立した娘ちゃん(また部屋に勝手に入ったな・・・)
本日の最高速度は・・・
どれくらいの速さかは音楽をやっている方ならわかると思います。
娘ちゃんは新たな武器を手に入れました。
ゲームテンポをメトロノームでコントロールする。
駒場でクリック音が聞こえたらうちの娘かもしれません。。。。
4.試合は後半へ
後半48分 猶本選手のFKから高橋はな選手→清家貴子選手からの塩越選手お見事ゴール。
決めきった塩越選手も流石なんですが、、、清家貴子選手・・・節を追うごとにキレましてませんか????
直後自陣からボールロスト、CB間にポジションをとっていた白木星選手の元へこぼれ、ドリブルから頭上を抜かれ失点。数日前フォローワーさんと
「なんでレディース見なくなったの?」
「推しの白木星選手がいなくなっちゃったから」
って会話したわ・・・フラグ立てちゃった。。。
そんな白木星選手のゴールで同点。鳴り響くメトロノーム。気が狂いそうだ。。。
61分猶本光選手のFKから高橋はな選手が競り且つ空中で体を捻り相手ゴールへねじ込む。。。凄い。流石おはなちゃん。。。。。
A君今日来ればよかったね。
続いて猶本光選手のCKから南萌華選手の相手ゴール左下を突くゴール。
猶本光選手のキック精度の理不尽さが光るこの頃・・・嘸かし血の滲む努力をされているんだろう・・・と思っていると
むすめちゃん「ぱぱぁあしたはマクドナルド?」
わい「いきません!」
その後長野風花選手のFKから高平美憂選手にやられる。
相手チームを見て、覚えるために1人気になる選手を見つけようと思っているのだが、前節の滝川選手に続き、高平選手・・・覚えるのやめよかな😩
このままゲームは終了3−2で三菱重工浦和レッズレディースの勝利。
選手・スタッフ・現地サポーターの皆さん連戦お疲れ様でした。
明日のノジマステラの結果を待ち・・・国立決戦へ。。。
5.雑記
公式グッズを嬉しそうに見に纏う娘ちゃんをみると、もっと早くWEリーグを見て、ユニ買っておいてあげればよかったなと思う今日このごろ。
WEのワッペンかっこいいもんね。
Twitterの方でやっていますが、このGWを利用してこんなことをしていました。
WEリーグについてのサポーターの意見を聞き、UXテスト。
UX(ユーザーエクスペリエンス)とは・・・簡単にいうと「体験価値」※端的にいうと体験価値の向上がなければ「魅力」は伝わらない=利益(収益・観客増)を生み出さない
WEリーグの観客数に関する話題を目にし気になる。
「なぜこんなにも魅力が詰まっているWEリーグがユーザに伝わっていないのか」
各年齢層、性別等の軸でユーザテストを行ったらどんな結果が出るのだろうか。
仮説的に「リーグとユーザのニーズが違っている」のは明らか。
では「ユーザのニーズはどこにあるの?」というものを探るテストです。
「根本的なニーズを掴むことにより改善点」がみつかる。
これがUX。
端的に「観客数が〇〇人」では「定量的な数字」はとれても「ユーザの根本的な不満や不安が理解できずに伸び悩む(定性的な分析の欠如)」のがセオリー。
「定性的な分析をしましょう。個人的に。」っと思い動いたのがことの次第です。(今後WEリーグの認知度テスト、WEリーグを見ない層へのユーザテストも行う予定)
ユーザテスト後、ユーザニーズに沿って情報を設計しサッカーにおけるUXデザインを構築する流れとなります。(色々段階があるのですが、UXについて語る場ではないので割愛します。聞きたかったらDMでも投げてね)
でそんなテストをしていると、色々な方が拡散してくださり、チームの垣根、年代を超えてさまざまな意見が集まりました。(まだまだZ世代の意見、INACさん、レジーナさん、ノジマさん方面からの意見がないので・・・ご連絡いただけると助かります)
垣根を越えてリーグのためにサポーターが議論する場。素敵だなと思いました。
いただいたデータは僕の方できちんと情報整理、言語化しまとめる予定です。※ユーザテスト後のフローもあるのですが、流石に一人では限界なのでUXデザインに興味ある方やってみませんか?
(流石にリーグやクラブ、選手に送りつけるなんてことはせず。この場で発表、もしくは女子サッカーのポータルサイト的なところがあれば「WE初年度サポーターの抱いた印象はこんなんでしたーって発表してもらってもいいかもしれませんね。いい案ある方是非ご連絡ください。)
(そもそも本業がプロジェクトマネージャーなので、「WEリーグ」発足というプロジェクトに対し、言いたいことは沢山あるのですが、外部の人間ですし、それをリーグやクラブにいうようなつもりは一切ないです)
なんか真面目なんだか不真面目なんだかわかりませんが・・・こんな感じですが・・・ここ数ヶ月WEリーグについて、三菱重工浦和レッズレディースについて、女子サッカーについて呟き、GWを全てユーザテストにつぎこみました。他にやることもあったのにな・・・と思っていたところ。。。
こんな暖かいリプをいただきました。
やっててよかった。1個人の小さな行動ですが、少しはWEリーグに関心を持ってもらえたようです。。。
届いてる方、見ていてくれた方いたんだ…という思い。正直結構孤独なので笑
閑話休題。
気は早いですが最終節こんなことやります。
興味のある方是非駒場へ!
WEリーグ最終節チームの垣根を越えてWEリーグファンで楽しみましょう!