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8月

10
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方南町から広がるみらい

方南町から広がるみらい

杉並区から中野区に差し掛かる辺りに位置する街、方南町。
広い東京、住み良いといえる杉並区だが、区境にあたるこの近辺の雰囲気はどのような感じだろうか。まるで調査に向かうような気分で赴いた。

丸の内線の終点でもある方南町駅だが、実はこの駅で乗り降りしたことがない。路線の終点というのは珍しくないと思うのだが、いかんせんここから乗り換える路線がないのである。
正真正銘の終点ともなれば降りる機会も中々ない

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新宿のスキマ、花園神社

新宿のスキマ、花園神社

原宿の明治神宮とまではいかないが、新宿で神社といえば花園神社ではないだろうか。とはいえ、新宿に来て足を運ぶ機会が多いスポットかというと微妙な所。

靖国通り沿い、ゴールデン街からほど近い場所に位置しているが、昼に飲み屋街に寄ることもなく、夜に神社に訪れることもなく、新宿通りを使うことが大半なのでなかなか足を伸ばすこともなく……。
まあ、身も蓋もないことを言えば新宿も5丁目に用があること自体稀なのだ

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三軒茶屋のせま〜い路地

三軒茶屋のせま〜い路地

渋谷から二駅、田園都市線に乗って、やってきたのは三軒茶屋。
普段からお世話になっている「がやリン」のポートがあるため足繁く通っている街なのだが、今回は趣向を変えて自転車ではなく歩きでゆっくり、三軒茶屋の魅力を発見していきたい。

現在地は横断歩道の真ん中、世田谷通り口地上に出てきたところだ。階段そばの大山道道標が目印だ。
この先、玉川通りの中央分離帯にあるレンタサイクルポートで自転車を借りるのが三

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富士見銀座

富士見銀座

十条銀座を長々と歩く。
肉屋、八百屋、せんべい屋、ドラッグストア等々、商店街には馴染みの顔ぶれが並ぶ。店の並び自体はどこも似通っていると思うのだが、商店街という所は来るたび毎回ワクワクしてしまう。
そんなことを考えているうちに、長く続いたアーケードは終点を迎え、空が見えてくると同時に富士山が。
……もちろん本物ではなく、富士山の形の看板であった。お目当ての富士見銀座に到着だ。

とはいうものの、十

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深大寺で涼をとる

深大寺で涼をとる

ちょろちょろと流れる水は、苔むした周りの石も相まって一層涼しさを感じさせてくれる。古風なカンジの建物と木々に囲まれるこの感じが、暑さが少し軽減されるような……そんな気がする。もちろん温度は変わらない。
調布から歩いてきたけど、バスで来た方がよかったかな。

やってきたのは深大寺。立地的に駅からそれなりに離れているのに、いつ来ても人がいるな〜という印象。
観光スポットとしての人気には詳しくないけど、

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世田谷代田を超えて

世田谷代田を超えて

先日、「渋谷クラブクアトロ」にて開催されたCody・Lee(李)のライブに参加した。
たくさんの曲を楽しんだが、印象に残ったのは『世田谷代田』という曲。
曲中、何度も世田谷代田の言葉が繰り返され、心地よく聴いている内にあの風景が頭に浮かんできた。
今回のトピックは、その世田谷代田について。

世田谷代田と聞いてまず思い浮かぶのは「羽根木公園」だ。
緑豊かでかなり大きめの公園は、人の多い人気スポット

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池袋の朝と平和な商店街

池袋の朝と平和な商店街

歓楽街の朝は、昨晩の喧騒も影を潜め穏やかそのもの。
街は落ち着きを取り戻し、すれ違う調子の悪そうなお兄さん、道端のタバコの吸い殻やら何やら、少しの夜の名残を横目に通りを歩く。

池袋の北、繁華街の先に位置する池袋平和通り商店街。平和という名の通り、なんとものんびりとした時間が流れている。そう感じるのはまだ朝も早いからだろうか。
ゆったりした道幅と落ち着いた色のタイルも相まって、池袋であることをつい

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桜丘とさよならと

桜丘とさよならと

ドラマや映画などの舞台となった土地に訪れる”聖地巡礼”。近年ではその言葉を聞く機会も多くなってきたが、未だ私には縁遠い。
と思っていたのだが、意外に早くその機会はやってきた。

きっかけは、あいみょんの「さよならの今日に」のMVを見ていた時。背景に映る景色が目に付いた。
そこは渋谷。あいみょんの居るその場所は、今は入ることができない桜丘の再開発地区。
ふと、あの辺りに大きなグラフィティがあったこと

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ふらっと、北新宿公園

ふらっと、北新宿公園

新宿の西、神田川に掛かる末広橋にほど近い場所にその公園はある。
北新宿とはいえ新大久保、あるいは東中野が最寄駅という立地……だが、同じ新宿でも中央公園のような、いわゆる”駅チカ公園”ではないのでご近所さん以外、特別気に留めることもない。私がこの公園に立ち寄ったのも、末広橋を渡って新大久保に向かわず、高田馬場に向かうことになったからだったと記憶している。

並木に囲まれた公園の正面に堂々と構えるのは

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明大横、京王井の頭線沿いの坂

明大横、京王井の頭線沿いの坂

明大前駅の改札から右手に向かってしばらく歩き、歩道橋の階段へと足を掛ける。甲州街道を跨ぎ、首都高をくぐると、駅名を冠する明治大学が姿を現す。授業を終えて駅へと向かう大学生たちとすれ違い、ちょうど正門の前に位置する階段を降りる。正門の右脇、橋につながる自転車置き場を通って、京王井の頭線の上を渡っているとその坂が見えてくる。ほどほどに長い下り坂と街並みを見下ろせるこの場所は、散歩のスタートとして気分を

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