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自分のやり方で根気強く

暫くぶりにカラオケに来てみた。
ひとしきり歌った後に意味もなくスマホをいじるが、背けてはいけない心の声に従い、パソコンを開いた。

外から遮断された非日常のこの空間は、時に新鮮な内面世界に誘ってくれる。好きな歌を全力で歌うことで、自分のその歌の主人公になった気分になれ、気分が高揚する。そのまま冒険者のような気分で創作に取りかかると、八方塞がりに見えた自分の文章が、少しずつ道を探りながら歩き始める。

段々楽しくなってきた。

プロットをしっかりと練ってから書くことはどうやら私には向いていないようで、とりあえず気の向くままの設定やメモを頼りに本文を書いているところだ。少しずつは進むが、やはり、完璧なプロットを作っている訳ではないので、途中で道が塞がってこれ全部やり直しになったらどうしようという不安が過る。そしたら、頑張って障害物どけてそのまま進んでいくしかないね。

そのうちプロットがすらすらと作れる人間になることを信じて、今は自分のやり方でとにかくやっている。道がふさがってるとばかり信じ込んで書くのを辞めることだけは避けたいので、今はマインドを軽く前向きにしている。プロットじゃなくても沢山のメモは案外役に立つ。

別に完璧を目指さなくて良いし、最初から自分の理想なんて書けないし。
理想がそもそも変わりゆくんだから。
少なくとも最低限の整合性と雰囲気の一致は意識して書いていこうと思う。

本当はもっともっと自分の創作のエネルギーの循環を軽く、サラサラにしていきたい。今はまだドロドロの血液のような感じがある。
自分の創作エネルギーを回す前に、外部からの栄養摂取ばかりしちゃうからかな。それはそれでいいんだけどね・・・とか言ってぐるぐる。

まあ、根気強くやってくか。何事も、早く結果を求めても仕方ないのよね。

今書いているのは、私と、とある友人の人生のパラレルワールド的なやつ。
これはあくまで創作。でもリアルな自分を出していってもいい、そんな小説を書いています。

ワクワク。他にももっと軽やかで短い小説とか色々書いていきたいと思う。
一つのことをずっとやっていると不安になり集中できないので同時並行するのがきっといい。

わくわくと根気を大切に。

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