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意外と長くて無防備なそのとき。

ここ最近、東日本大震災から10年というニュースや報道が増えてきましたね。noteでも当時のことを振り返った記事が増えているようです。

大学院生だった東日本大震災のとき、当時、東京から2時間かけて大学に通っていました。大学の研究室にいたときに地震が発生し、初めて地震で自宅に帰れない!という体験をしました。携帯電話がつながらずバッテリーが切れそうになりながら、国内では初めての停電を体験しました(海外ではかなりあるのですが)。

そんな出来事を思い出しながら、今日はお伝えします。


よくある、あじさいの1日を例に

今は、週の半分以上が在宅勤務ですが、出社するときの1日はだいたいこんな感じです。
かなり前のこと、職場で各自に渡されている防災キットの備品を入れ替えながらふと思いました。

自宅には備えがある!
会社にも備えがある!
……そして、ん?んん??

対策が出来ていない場所


通勤のときって、何かあったら大変じゃない!?
自宅から職場まで約1時間半。往復3時間。1日の8分の1。
結構長い時間を通勤に費やしているので、何かあると本当に困る!

きっと、あじさい以外にも通勤が長い方は大勢いらっしゃるはず。

あじさい自宅から会社までおおよそフルマラソンの距離。
通勤時に地震が発生したら、間違いなく帰宅困難者になりますし、数日は帰宅できません。東日本大震災のときは、大学にいて帰宅できませんでしたしね。

さすが今は最低限は備えるようになりました。


通勤・通学手段と備えと

通勤・通学手段って、その人によってかなり違うので対策の必要性や備えも変わってくると思います。
例えば、あじさいの場合、中学校は自宅の隣にあったので絶対に対策が不要でしたが、今は1時間半かかるので対策が必要です。

地震発生時、帰宅可能な距離というのは10㎞といわれています。
10㎞歩いて帰るのは、普通に歩いたとして(時速4㎞)、約2.5時間。
ぞろぞろと人の渋滞の中で歩く場合、それ以上の時間がゆうにかかると予想されてます。地震による落下物やがれき等も生じると歩くのが困難なことも予想されます。


目安として、通勤手段と帰宅の可否と必要な備えをまとめてみました。

通勤距離と備え


自宅から10km以内で徒歩・自転車・バイクの場合はどうにかたどり着けるので、備えない、もしくはモバイルバッテリーと水分があれば安心かな。
公共交通手段(電車・バス)で10㎞以内の方もです。


次に、自家用車の方。道路の状況にもよると思いますが、数キロなら最低限の備えでいいのかと思います。ただ、ある程度の通勤距離がある方は道路が通行不能で帰れないリスクもあるので、非常用トイレの準備を含めて防災用品の備えをしておいた方が安心かと思います。

◆車の備えはこちらを参考にどうぞ!


そして、公共交通手段(電車・バス)を使っていて、10㎞を超える方々。
残念ながら歩いて帰れません。この方々はモバイルバッテリーなど備えておいた方がいいと思います。例えば、今なら予備のマスクを持ち歩くというのも大切な備えだと思います。

(ご参考)

次回、本当に参考まで、実際にあじさいが持ち歩いている備えについてお届けします。最後までご覧いただきありがとうございました!

あじさい


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