LD傾向のある息子とミチウラ式漢字の相性🌟

おはようございます。
久しぶりにLD傾向のある息子の話です。

2学期から始まった漢字ですが・・・今のところ普通について行っています!ミラクル✨
もちろん学校の授業と宿題だけでは全く覚えられません。
でもそんなことは問題なし。
つながらない部分をつなぐ小さな階段を用意するのは私がしたらいい。
ミチムラ式の漢字カードは、
ミチムラ式漢字カードは息子が上ることができる重要なステップになってくれました。

ミチムラ式については詳しくは下のHPをご覧ください。

ちなみにこちらの漢字カードはディスレクシアに向かい合い試行錯誤してくださった方のブログを通して知りました。

我が家では新しい漢字を習ったら、その漢字ごとに
カードを使って
・この漢字が読めるかチェック
・読めなかったら裏の読み方を読む
・表の書き順を読む

をやっています。
ただそれだけ。
週に何度かしかしてない手抜き母ですが、学校の授業に追加することで、
定着率が一気に上がるのを感じます。
あと、意味も分からず宿題のノートを埋めるというのだけはしないようにしてもらっています。

用語も一緒に読むことで、文字の意味をつかみだしているのがすごくうれしいです。

読むたどたどしさまで変化

あともう一つ。
冬休み、できるだけ毎日読み聞かせをしていました。
(過去にずっとさぼっていた戒めも込めて。私としては一大決心!)
その時、彼がまだ読み終わっていないのにページをめくろうとしたり、
挿絵ばかり見ていることに気が付きました。

そうか、どこを読んでいるか見つけにくいんだ。

そこで読んでいる文字を指をさしながら読むように心がけるようにしました。
それを1か月くらい続けたところ、
彼が文字を目で追う割合が飛躍的に向上したのです。
びっくりしました。

「~はぼうしをなげました、やって!」と無意識に私の読む前に声に出して読んでくれることさえあったのです。
これは大きな衝撃でした。

さらにここに百人一首が加わります。
もはや今年の範囲の札は覚えてしまいました。
いかに早く下の句を思い出し探すかのフェーズに入ってきました。

すると音を文字に変えて探すのが苦手な彼は苦戦を強いられます。
それでも楽しいから、とにかく毎日百人一首でひらがなを探し続けるということをしています。

それが関係していると個人的には思えるのですが、
彼は今朝、
「けんかだいすき」という末吉暁子さんの本を一冊まるっと読み切ったのです。
しかも以前の機械の読み上げのような感覚はなく、
かなり自然に音読をしていました。
読み飛ばしも1冊の中で数回。1ページ1回だったことを考えるとすごい進化です。
(読みやすいように行間の空いている、大きな文字の本を選んでいます)

ちょっと涙が出そうな瞬間でした。
息子にしてみれば、漢字はちょっとだけ手間はかかるけれど、
苦痛を味わうこともなく、基本、楽しい中で過ごしている。
そういう環境で、こんなふうに自分で自分の力って育てられるのだな。

そしてうれしい誤算としては彼は一度認知した形をかなり長期間覚えられることが分かっていました。

●●がないんだけど、見なかった?というと、
形や形状を伝えると「それ昨日、どこどこで見たよ」と自分に関係がなくても覚えていて取って来てくれる。
その点は我が家で一番能力値が高いです。

算数については、
ひたすら私の教室でゆっくりじっくり問題を解くというのをしています。
彼は考えることはできるけど、丁寧なアウトプットには抵抗感があるタイプ。
年単位で想像力や情報整理のマイ法則を見つけていってくれたらなと思います。

今日はLD傾向のある小1の日本語と算数の話でした。

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