自信とは捨てること
自分に自信がないと、
「どうやったら自信がつくか」
「どうやって自信をつけるか」
こんなことを考えるようになるけど。
この「自信」っていうのは
「他人と比べて秀でている」という自信ではなく、
(ま、それもあるかもしれないけど)
本当にほしいのは、
「自分は自分でいいんだ」
こっちの方だったりする。
その自信を付けるために、
知識を増やしたり
経験を増やしたり
できることを増やしたり
そうやって、
今の自分に不足しているものを
足すという作業をすることで、自信をつけようとする。
でも、
足しても
足しても
「自分は自分でいいんだ」
そういう自信はずっと手に入らなかった。
「足す」という行為そのものは、別に悪いことではないし
実際、
そうすることで自信を手にする人もいれば、
自分のことを好きになれたという人もいると思う。
でもぼくは、
本当の自信というのは、
後から付け足すというよりも
寧ろ、
一つひとつ捨てていく、手放していく
そういうものではないかと今は思っている。
付け足すことによって得た自信は、
不足を感じれば更に足す必要がある。
なぜならば、
そもそも「自信がない」という状態を、
その埋め合わせをするために足して得た自信だから、
「未だ不足しているんじゃないか」と必ず思うようになる。
もっと足している(持っている)人に出会えば
自分の不足により目がつくようになるだろうし、
足して満足していたはずなのに、
足らないと誰かに指摘でもされようものなら、
慌てて不足を補おうとするはず。
もっと足すことで。
今の自分に付け足すことは素晴らしい。
でも、本当の自信とは、
「それらの付け足しがなくても大丈夫なんだ」
「不足がある状態をさらけ出しても大丈夫なんだ」
「足してもいいし足さなくてもいい、どっちにしろ自分は大丈夫なんだ」
そう、心から思える状態。
「自信」とは、
こういうことなんじゃないかとぼくは思っている。
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