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自分が安心する場所

家に帰って、
「おかえり」と言われると安心する。


なぜならそこが自分の家であり、
帰るべきところであって、自分の位置だから。

慣れ親しんだ自分の定位置であり、
どこに行っても戻ってくる場所であり
戻ってこれる自分の場所だから。

これは、
「家」という物理的な位置に限らず、
「心」も同じじゃなかと思ってる。

いつも、どういうポジションが
自分の「定位置」だと思っているのか。


どういうポジションが、
自分が帰るべきところだと思っているのか。

どこが、
自分のいるべき場所だと思っているのか。


「自分はダメなやつだ」
という家に住みついていると、


最終的にはそこに帰ってくるし、
そこに落ち着くし
そこが自分の居場所だと思いこむし
そこから動こうとしない。

どんなにいいことがあっても、
どんなに前向きになっても、

どんなにコーチング研修受けても、
どんなに心理学を学んでも、

どんなに良い友人に出会っても、
どんなに良いパートナーに恵まれても、

どんなに頑張っても、
どんなに努力しても。

ふとしたタイミングで、
いつもの慣れ親しんだ「あの場所」に帰ってしまう。


そして、
「ああ、やっぱり自分はダメなんだ」と、
ダメな自分を再認識して落ちついてしまう。

「ああ、やっぱりここが自分の居場所だ」と、
妙にそこで落ちついてしまう。


一時的に、
表面的に、

「変わった」と思っても、

結局、
長年慣れ親しんだ「自分はダメなやつだ」
というマイホームに帰っては、

「あぁ、やっぱり我が家が一番ええわ」と、
ここが自分の居場所だと安心してしまう。

自分にはここがお似合いだと居座ってしまう。

このマイホームこそが、
自分の「あり方」を形成している前提というやつだ。


もし、
人生を変えたいと願うのであれば、
自分が抱えている前提を変える必要がある。


要は、
長年住み慣れた家を引き払い、
本当に自分が住みたい家に
引っ越しする必要があるということ。


ただ、
人は長く住み続けるほど
引っ越しするのが億劫になるものだ。

「もう少し時間ができたら」
「もう少しお金ができたら」
「もう少し良い物件がでてきたら」


そうやって、
今の家に住み続ける理由ばかりをあげていき、
変化することを拒否する。

そして、時間ばかりが過ぎていき

自分が望みさえすれば
自分が勇気をもって行動さえすれば
いくらでも引っ越しはできるのに、


ずっと、
そこで暮らしてしまう。


家に帰って、
「おかえり」と言われると安心するのは、

そこが自分の家であり、
帰るべきところであって、
自分の位置だと思うから。


慣れ親しんだ自分の定位置であり、
どこに行っても戻ってくる場所であり
戻ってこれる自分の場所だと思うから。

自分は、
いつもどういうポジションが
「定位置」だと思っているのか。


どういうポジションが、
帰るべきところだと思っているのか。

どこが、
いるべき場所だと思っているのか。

どこにいると、安心するのか。
どこにいると、落ち着くのか。





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