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「お盆だよ、全員集合!」と、8月11日の日記
お盆です。
帰ってきてます、生きてるみんなも、そうじゃないみんなも。
10年間愛用している『ほぼ日手帳』のページ下、毎日のコラム。
印象的な一文がありました。(ちょうど誕生日当日の、8/6に載ってた笑)
人が、亡くなった人を思い出せるなら、その人は生きてる。夏は、人びとが死んだ彼や彼女を思い出すから、生きている人と死んだ人が生きていて、世界が混雑する。この世は、生きているものと、死んだものが、いっしょにまじって暮らしている。ー糸井重里【ほぼ日手帳・日々の言葉8/6】 #techo2019
— ほぼ日刊イトイ新聞 (@1101complus) August 6, 2019
『お盆』て、不思議ですよね。
自然な流れで、生きてる人が『あの世』のことを一番に考える時期です。
昨日もあげたけれど、この映画の世界観です、本当に。
この映画は、観ていてよかったなぁと思える内容。
映像美も凄まじいけど、内容が何よりいい。
『命』というものに、感傷的になっているわけではなく、普段の生活では目を向けないような、心のくぼみに落ちてるようなことを、ちょっとだけ掬い上げて、考える時間にしてもいのではないかと思うのです。
そんな『余裕』が、普段からもっとあっていいと思うし、そんな『余裕』がないからこそ、毎日を平穏に送れているのかも知れません。
僕は、どちらかというと、こういう気持ちでいることは、あまりないのですが、『今日のダーリン』もそんな雰囲気だったので、全文引用します。
【父親に怒られたことは、あまりない。つまり、何度かは怒られたということなのだけれど、その記憶は二度あって、いまでも忘れていない。どこかでも書いたことがあると思うのだが、いま、また書きたくなったのには理由がある。】糸井重里・今日のダーリン8月12日 https://t.co/ZyqPfIc4UV
— ほぼ日刊イトイ新聞 (@1101complus) August 12, 2019
父親に怒られたことは、あまりない。
つまり、何度かは怒られたということなのだけれど、
その記憶は二度あって、いまでも忘れていない。
ひとつは、ラジオ体操に行く道で、
他所の家の庭に実っていた「ゆすらご」をとったとき、
それを目撃した父は「息子が盗っていた」ことを、
かなりの大声でたしなめ、叱ったのだった。
たかが「ゆすらご」を鳥のようにつまんだだけで、
それほど怒られるとは思っていなかったので、
まずはびっくりするのが先だった。
とにかく「どろぼう」をしたと言われたことが、
ほんとうに恐くて、大泣きしながら歩いた。
夏休みのある日、起き抜けのねぼけた時間だったが、
忘れることはできない思い出になっている。
もうひとつは、混んだ汽車に乗って
どこかへ出かけようというときのことだった。
子どもの背丈のぼくは、車内に乗り込むやいなや、
貴重な空席を見つけて、すばしこくそれを確保した。
じぶんとしては小さな子どもなりに、
多少のお手柄を立てようとしたつもりだった。
そのときは「みっともないことをするな」と言われた。
ぼくは、座席の「争奪戦」というゲーム
くらいに考えていたのだと思うが、
父親の考えでは、「見苦しい席の奪い合い」だった。
どちらも、そんなふうに怒られなかったら、
じぶんとしては「まちがい」と思ってなかったことだ。
しかし、父が「あれほど怒った」ということで、
ぼくは、もうしないと決めたし、
それがいけないことだとこころに刻むことになった。
このことは、どこかでも書いたことがあると思うのだが、
いま、また書きたくなったのには理由がある。
父親が、もっと、しょっちゅう怒っている人だったら、
ぼくは、たいがいの怒られた思い出を忘れていただろう。
と、そんなことを、いまごろになって思ったのだ。
「怒らない人が怒る」からこそ、衝撃的だった。
思えば、ずいぶんと効果があったものだ。
あまり怒らないことは、ぼくもそうしているつもりだ。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
他界してからの父のこと、ずいぶん好きになっているなぁ。
(『今日のダーリン』2019/08/12 より引用 )
明日13日は、父の生前の誕生日。
母も妹も、妻も娘も、みなさん、ちゃんと元気ですよ。
今年は、正月早々から叔父さんもそっちに行っちゃったから、男がいなくて、ちょっとだけ寂しい時もありますけどね笑
まぁ、そこそこでやっていきますよ。
今日もそこそこ、いきます。
— 小川 大介 | 珈琲店の店主 (@AizuLover) August 11, 2019
4時から新聞読んでました笑 pic.twitter.com/gu6yAdue0K
“そこそこ”でいいんです、本当に。
*
8月11日(日)
朝は、7時にパチっと目が覚めて、お風呂へ入る。
連休中は、だいぶこの生活が続いている気がする。お酒を飲むとすぐに横になっちゃうんだよなぁ。。そういう気分なので、仕方ないですね。
その分、朝早く、涼しい時間からゆっくりと過ごせて僕は嬉しいのだけど。
甲子園を観ながら、noteをアップ。『夏だ!』って感じがします。
妻と、娘は、地元に帰ってきている親友の妻娘と一緒に、ボーリング&カラオケへ。こういうお付き合いができるのも、地元ならではです。
昼は、母と二人、高校時代からお世話になっている美容室へ。少々長くなっていた髪を切るのもそうだけど、来年のこととか、色々考えていることを整理して話すのにとてもいい場所です。
普段は、東京・自由が丘の友人のお店で切ってもらっているので、なかなか会津で切ることができないのだけど、なんだかんだで色々と母伝えで状況を知ってくれていて、いつも応援してくれる、いい美容室です。
来年の今頃は、戻ってきますので、よろしくです。
その後は、地元のコーヒーショップ『ラバーズコーヒー』へ。
ここは、中学、高校の一つ下の後輩くんが開業したロースタリーで、とてもいいお店なので、あらゆる人に勧めまくっているお店。
僕は、『Noshuku』という、瓶詰めされた『濃縮コーヒーボトル』を一本購入。ビールと合わせて、黒ビール風に飲んでみたかったので、試してみたら、美味しかった。。また、会社の部活でもやりたい。
このお店の代表、穂積さんとは、まだまだ永いお付き合いになりそう。
地元で一緒に“おもしろい企て”をしたいお店の一つです。
*
そんなところで今日は、会津を少し回って、東京へ帰ります。
あー、ゆっくりできた。いい日々!
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![小川大介/自家焙煎喫茶WEEKEND](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122197040/profile_6654890d30b0f4a654bd8e8bce4448de.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)