5/29

4:36起床。

天気は晴れ。
空には、淡いオレンジが溶け込んでいる。
この時間帯はいつも、
ブルーグレーとオレンジの2層だったけど。
日は長くなるって、こういうことか。

昨日見た夢。
期限が切れたコンタクトレンズを、
新しいものに取り換えていた。
……うん、ただそれだけの夢。
いや、他にもいろいろあったはずだけど、
それしか覚えてないや。

体の調子……。
なぜか、左半身だけ変に重いよ。
死神でも乗ってんのか、ははは。
……笑えない。
要はただの凝りです、はい。

僕は、twitterをやっています。
(facebookもやっているけど、
 数年は放置している。)
なので、
いろんな人のいろんな事に対する意見を、
日々、垣間見ることになるわけです。
それは、
SNSをやっている人なら、同じだと思う。

twitterで目にするツイートは、
フォローしている方のものだけじゃない。
リツイートで回ってくるもの、
もしくは、
トレンドで上がってくるツイートも
閲覧する機会がありますね。
話題になっているツイートは、
僕は結構のぞきに行きます。
世の中には、
いろんなことがあって、
いろんな意見があるんだなって、
世間知らずの僕にとって、
勉強になることも多い。
(あまりに痛ましいものは、
 自衛のために閲覧しないこともあるけど)

僕は「人それぞれ」っていう考え方を、
大切にしている。
だから、
自分が賛同できない意見を見つけても、
「そんな考えは間違っている」じゃなくて、
「そういう考えもあるんだな」で、
とどめるようにしている。
僕はまだまだ未熟だから、
前者になることもあるけど、
少なくともリプライで、
「あなた間違ってますよ」なんて、
絶対言わないようにしている。
それは、あくまで僕の考えであって、
正しい、正しくないとは別の問題だから。

僕は昔、ニコニコ動画をよく見ていた。
動画もさることながら、
画面に流れてくるコメントで、
「この動画は面白い」という思いを、
他の視聴者と共有できるのが楽しかった。
でも数年が経つと、
いわゆる、
「コメントが荒れる」ことが多くなった。
その中にあったコメントで、
未だに覚えているものがある。
「どう思おうが、個人の自由だろ」

それは、矛盾しているんじゃないかな。
たしかに、何に対して何を思うのかは、
個人の自由だ。
思想の自由っていうのは、
憲法で守られているし。

でも、
『思う』ことと、
それを『表に出す』ことは違う。
その動画を、
つまらないと思うこともあるだろう。
その動画主が、
気に入らなかったこともあるだろう。
それは、『思ってしまった』ことだから、
どうしようもないと思う。

けれど、
それを実際に書き込むことは?
動画主さんの、視聴者さんの目に見える形にすることは?
それはすでに、
「どう思おうが」の範疇を越えている。

『思う』ことと『表に出す』ことの間には、一線が引かれている。
その一線を越えるかどうかは、
個人の自由だ。
けれど、越えたくなったときは、
「本当に越えていいんだろうか」と、
立ち止まってほしいと思う。
他人のために、そして自分のために。

バカだな 一時のテンションに身を任せる奴は身を滅ぼすんだよ
――空知英秋『銀魂』第1巻より引用
どうした?撃たないのか?相手は学生だぞ?それとも気づいたか?
撃っていいのは
撃たれる覚悟のある奴だけだと
――『コードギアス 反逆のルルーシュ』第1話より引用

「(その考えを)いわれた相手のことを考えたことがあるのか」
そんな説教はよく聞くけど、
「(その考えを)いったことで、自分がどうなるか考えたことがあるのか」
そんな話は、あんまり聞かないな。

誰かを攻撃すれば、
誰かを否定すれば、
それは、必ず自分に返ってくる。
だから、そうなりたくなければ、
最初からしない方がいい。
僕がこうして長長としゃべってるのも、
自分のためだ。
自分が攻撃されるのはもちろん、
誰かが攻撃されるのも、見たくないから。

話題になっているけど、
炎上もしているツイートを見た朝の、
長い長いひとりごとなのでした。

引用:空知英秋(2004年)『銀魂:第2訓 ペットは飼主が責任を持って最後まで面倒を見ましょう』第1巻,集英社.
   谷口悟朗監督(2006年)『コードギアス 反逆のルルーシュ』第1話, サンライズ.

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相地
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