【編集中】絶対に忘れない最強の読書術

〇はじめに

読書はただ読むだけではほとんど記憶に定着しないって、ご存じでしたか?
ここではとあるひと工夫を加えるだけで、劇的に人生が変わるような読書術をご紹介します。
この記事は15分程度で読み終わります。

ではまず、いくつかのメリットを列挙してみましょう。

  • コンテンツの内容が記憶に定着しやすくなる(読書以外にも応用可能)

  • 言語化能力の向上

  • アウトプット力が身につく

  • 知的レベルが向上する

  • 勉強が好きになる(なりやすい)

もし、読書の際にひと工夫を加えるだけでこれだけのがものが得られるとしたら。
ちょっと試してみたくはなりませんか?

もちろん、すごい高価な物を買ってくれとかそういうお話ではありません。
むしろお金はほぼかからないし、テクニック面を重視したお話です。お金がかかるとしたら本代や筆記用具代ぐらいでしょうか。

実は、この方法で急速に知識を蓄えたのがオリラジの中田さんです。
以前彼は自分のチャンネルで「YouTuberになる前は自分はほとんど無知で、勉強の楽しさも知らなかった」と語っています。

これから紹介するテクニックは、主に専門書やビジネス書などの本を対象にしています。マインド的な部分は小説だけでなく、YouTubeの動画にも応用出来たりします。

注意:この記事には口語表現と軽快な口調が大いに盛り込まれています。
これは読書慣れしていない方を想定しての、読みやすさを配慮した設計ですが、もし読んでいて「うわ!!」と思ったらすぐにブラウザバックすることを推奨します。

〇プロローグ

やあ兄弟。よくぞ来てくれた。まあ座ってくれ。ここに来たってことは…お前さん、まさか読書が苦手なタイプだな?
じっくり熟読していたはずが、次の日には内容が頭に残っていなかった...な~んて経験はあったりしないか?

なにィ?図星だって??ガハハ!!そいつァ奇遇だな!!!
あ~すまんすまん。まるでここに来たばかりの自分を見ている気分でな。懐かしくなっちまって、つい。
実は俺様はここに来る前は海で荒くれものをやっていたんだがな、これを読んでからというものの、どうも理知的になっちまったみたいで。
でも、おかげさまで以前よりも毎日が楽しいし、知識があるって良いなあって痛感しているところなんだよ。

それに、本を読み終わった頃にはまるで、好きなアニメを見た後のような充実感と、誰かに話したくてたまらない気持ちに駆られてるんだぜ。
なに?俺様がアニメを見るのが意外だって?てめえぶっ飛ばされてえのか?

まあ、話は戻るけどよ、兄弟。よかったら一杯付き合ってくれねえか?
な~に、心配はいらねぇ。絶対お前さんの為にもなる話だからよ。

まず大事なのは、読書に対する姿勢だな。
読書はただがむしゃらに読破することではない。本と対話するんだ。
少しかみ砕いて言うと、読みながら自分の中で考えて、自分なりの解釈を見つけ出すことだな。

これはニーチェ、フロイト、アインシュタインにも影響を与えた、19世紀ドイツの偉大なる哲学者、ショーペンハウアーの著作『読書について』にも詳しく記されているぜ。
え?ちょっと難しいって?じゃあとりあえず、なんかすげえ奴が俺様と同じことを言ってると思ってくれ!ガハハ!!

つまり、だ。本は歴史的な偉人や現代の活動家など、様々な人間と対話できるツールなんだ。しかも自分本位に好きな時間、好きな場所で向き合える。
もちろんお手軽な分、取り扱いには十分な注意が必要だがな。いたずらに本の内容すべてを鵜呑みにしたら良いってわけじゃあないけどな。


〇忘れないためのテクニック

・読書密度=理解度ではない
時に、兄弟。本の内容をしっかり覚えるにはどうしたら良いと思う?
まさかとは思うがずっと本とにらめっこしてる、な~んてことは無いよな?
でも気持ちはよくわかるぜ。せっかく本を買ったんだ、全部モノにしたいって思うよな。
だがな、兄弟。人間には出来ることと、出来ないことがあるんだぜ。
実はこれは既に、科学的に証明されているんだ。

この『エビングハウスの忘却曲線』の図を見てくれ。

画像1

察しの良いお前さんならもうわかっていることだろうが、俺たち人間はいくらじっくり読んだとしても次第に忘れてしまう生き物なんだ。

だから無理に覚えようとして熟読しちまうなんてのは、お前さんの貴重な時間がもったいない。
それに、そういう時こそ内容が頭に入らなくて同じ文章を堂々巡り…なんてことになっちまうよな。俺様も同じ経験をしたことがあるぜ。

・予測を立てる
お前さんはその本を買う時、どんな本だと思って手に取った?ああもちろん、単純に魅力的な表紙だったからとか、そんな理由でいいんだ。
その理由をもとに、読み始める前にある程度の予測を書き出してみよう。
小説なら、あらすじはこうだからこんな展開になるだろう、とか。それ以外なら、これについて詳しく書いているのかな、自分の予想ではこんな感じだな、ってな具合で好きに綴ってみよう。

予測を立てることは、自分で何かを考察するトレーニングにもなる。それに、本を読む前と読んだ後での自分の変化が肌で感じられるようにもなる。
つまり、読書前に抜き打ちテストをする要領だな。実は、テストで間違えた問題こそ記憶に定着しやすいんだ。※1
日頃から自分の状態を意識する機会があまり無い人からすれば新鮮な経験だと思うが、継続することで自己理解が深まることは間違いない。

さて、読む前のステップはこんなもんだ。ただ読むだけじゃ意味がないってことが伝わったなら、俺様は嬉しいぜ。
次はいよいよ本題、読書の工夫についてだ。心して聞いてくれよな。


〇アウトプットの基本フロー

なあ兄弟。読んだ内容を忘れないためにはどうすればいいか、知ってるか?
実はな…アウトプットすることが大事なんだぜ。
あ~、待て。言わなくてもわかる。その顔はアウトプットが何かイマイチ、ピンと来ていないって顔だな?わかるぜ…。
でも大丈夫だ、俺様がしっかりと具体的な手順を説明していくから、大船に乗ったつもりで居てくれよ。

だがその前にだ。なあ、兄弟。俺から話して始めておいてなんだが、続きが気になるよな?
ここまで話してて、俺も喉が渇いちまったんだよ。エールを一杯買ってきて欲しいんだが、いいかな?

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