ビーガンじゃない人にもオススメ!ライプチヒでの週末、ビーガンビュッフェのブランチはいかが?
週末は、ベルリンから大学時代の友人が遊びに来ていた。
大学のときから顔見知りの彼女は、夫とも知り合いで、たまたま同じときに東ドイツに住んでるなんてなんとも面白い縁だ。ベルリンに行くときは、それがフライトまでのちょっとの時間だったとしても連絡してお茶をしたり、一杯引っ掛けたりする。ライプチヒにアパートを買う前にも、一度一緒に街を見に来てくれて、アート溢れる様子を見てとても気に入ってくれた。
彼女のため久しぶりに手料理をふるまい、最近ハマってる手打ちうどんをレクチャーし、またまた動物園に行ったり、無邪気に楽しく過ごした。
そして日曜日。帰る前に、ブランチでもしようということになった。調べてみるといい感じのカフェを発見。早速でかけてみた。(お店の情報は追記します)
10時オープンなので10時半頃に行ってみると、店内はほぼ満員。店員さんに話しかけると「予約はしてますか?」と聞かれた。なんと!カフェで予約がいるとは。してないと告げると、たまたま開いていた席を案内してくれた。
店内には、ビオかつビーガンなメニューがずらり。
ドイツというか、ヨーロッパにありがちなパン!ハム!チーズ!なんていうブランチとは全然違う、ひとつひとつカラフルで、ひとつひとつ手作りなのがわかる、ヘルシーな料理の数々。これがなんと14ユーロで食べ放題(ドリンクも付きます。もちろん時間無制限!笑)
ドイツ人の「これはなんだろう…」という真剣な顔つきが面白い。
小さな小鉢に入ってるのはいろいろなディップ。これがどれもこれもとてもおいしくて、パンにぬると止まらない!高いところにあるうすっぺたいものは、ビーガンハム。たぶん大豆ベースで、二種類の味があるんだけど、どちらもすごくおいしくて、何枚も何枚も食べた。
お惣菜の数々。野菜たっぷりでとってもヘルシー。和食とは違ったおいしさが楽しめます。
ヨーグルトをはじめ、デザートも充実してます。左奥に見える一口サイズのケーキ、これが半端ないおいしさで!!
というのも、ドイツ人はどうやらケシの実(ポピーシード)が好きなようで、パンやお菓子などいたるところに入ってるのを見かける。はじめシナモンかチョコかと思ったくらい、本当によく見かける。
で、これもそういった類のやつだよな〜と思ってたら、夫がおいしい!というので食べてみると、本当においしい!!口の中でケシの実がプチプチはじけて、ゴマを食べてるような感じ。甘さのバランスもとってもよくて、お腹がゆるせば何十個でも食べていたくなるようなヤミツキになる味。
ビュッフェとなると、ついつい盛りすぎてしまう私。
飲み物はお水を頼んだら、フレーバーウォーターがきました。右のスープのようなものは、甘くないヨーグルト風味のサラッとした冷製スープのようなもので、きゅうりとディルがたっぷり入ってて夏らしいさわやかな味。友人はこれがいたく気に入ったようで、夫の分まで平らげていたほど。
私はお皿の左上の卵焼きのように見える何かがとても気に入った。なんというか、プリンと茶碗蒸しの間のような食感で、パンと食べるととてもおいしい(語彙が貧困)。
外国人が日本食を食べて、「これは何!?何でできてるの?」「へ〜!初めて食べた!」と驚くように、ノンビーガンの私にはビーガンフードがそれ。判を押したようなレトルト製品が並ぶレストランも少なくない中、丁寧に作られていてお腹いーっぱい食べられるこのカフェ、とても気に入りました。
日曜日は、中心部とチェーン店しかやってない中、開いているのもポイント高し🎵はじめに「予約してる?」って聞かれたのも納得だな〜!