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知ってた?PMSの症状は200種類もあるんだって・・・

PMSの症状はなぜこんなに個人差があるのか?(西洋医学では)


前々回の記事でPMSの症状は200種類以上あるとお話ししました。
どうしてこんなにも人によって出る症状が違うのか?

今回は、この疑問についてお話ししていこうと思います。

身体的症状

PMSの身体的症状でよく聞かれるのは、

・下腹部痛
・腰痛
・頭痛
・胸が張って痛い
・めまい
・動悸
・悪心
・体重増加
・浮腫
・ニキビ

などがあります。

精神的症状

PMSの精神的症状には、

・イライラ感
・抑うつ
・不安
・疲れやすい
・眠れない
・強い眠気
・無気力
・過食

などがあります。

皆さんはどうですか?
当てはまるものや経験したことがある症状もあるのではないでしょうか?

今例を挙げたものだけでも18種類です。

PMSの症状は200種類あるというのですから驚きです・・!!

これだけ症状が多ければ、PMSの原因を特定するのは難しいですよね。

「PMSの原因は不明」と言われるのも無理はないか。
「PMSを引き起こす要因は一つではなく、複合的に関与している」とも説明されています。

つまり、ですよ。これ、

現代の医学、「西洋医学的には」解明できていないというだけのお話しなんです。

西洋医学は症状にアプローチする医学です。
「この症状」に対して「この治療、この薬」というように選択をしていくため、
症状に個人差が大きければ原因も治療も一つに絞れないということですね。

だから、
「PMSには女性ホルモンが関与していそうだから、女性ホルモンの分泌自体を減らそう」とピルが処方されます。
他にも、
痛みがあるなら鎮痛剤
便秘するなら下剤
眠れないなら眠剤
感情が不安定なら精神安定剤
といった具合です。

PMSの症状はなぜこんなに個人差があるのか?(アーユルヴェーダでは)


アーユルヴェーダとは

西洋医学では原因不明のPMS。
アーユルヴェーダではどう診るか。

を、お話しする前に。
そもそもアーユルヴェーダって皆さんご存知ですか?

初耳の方へ簡単にアーユルヴェーダについて説明していきます!

アーユルヴェーダとは、インド、スリランカ地方で発祥した世界最古の予防医学です。その歴史は5000年になると言われています。
つまり、紀元前3000年前から今、この現代にまで語り継がれてきた医学なんです。
紀元前は文字もありませんから、その時代は全て口伝で伝えられてきたと言われています。

こんな古い医学が、しかも異国の医学が現代の日本でもきちんと生かすことができるんですよ。
たくさんの健康法や美容法が流行っては消え、話題になっては消えていく世の中で、5000年続いているものって世界的にも他にあるでしょうか!!!
それって本物の証ですよね。本物しか続かないですよね。

話が逸れましたm(__)m

アーユルヴェーダは「個」にアプローチしていく医学です。
症状ではなく、一人の人間全体を捉えていく包括的な医学なんですね。

そんなアーユルヴェーダでカラダ、そしてココロを整えていく時に重要になってくるのが大きく分けて2つです。

一つは「デトックス」。
そしてもう一つが「ドーシャバランス」です。
今日は、PMSをこの「ドーシャバランス」で見ていきます!

結論!PMSの症状に個人差があるのはドーシャの乱れが人それぞれ違うから!

「ドーシャ」というのは、全ての生き物が持っているエネルギーのことで、大きく分けて3つあります。それがヴァータ、ピッタ、カパです。
それぞれのエネルギーの特徴は、

ヴァータ(風):軽い、乾燥、変動、冷たい、循環

ピッタ(火):熱い、鋭い、軽い、変換

カパ(水):重い、湿潤、冷たい、組織

こんな特徴があります。風、火、水の特徴をイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
この3つのエネルギー、全員が全てを持っていますが、持っているバランスが違います。
ヴァータを多く持っている人、ピッタを多く持っている人、ヴァータとカパを多く持っている人など。ほとんどの人が1つか2つのドーシャを多く持っている傾向にあります。
このドーシャのバランスによって体格や性格も決まってくるんです。
そして、生まれ持ったドーシャバランス(体質)は変わることはありません。

人生の中でさまざまな影響を受け、もともと持っているドーシャバランスが崩れた時、人は不調を感じます。
その不調を放っておくと、いずれ病気に移行してくのです。

どのドーシャが乱れたかによって、出てくる症状も変わってきます。
例えば、
ヴァータが高まると…
落ち着きがなくなったり、意味のない不安にかられたり、便秘になったり
ピッタが高まると…
イライラしたり、胃が痛くなったり、ニキビができたり
カパが高まると…
やる気が起きなかったり、粘着質になったり、眠すぎたり

PMSの時期は、女性ホルモンの分泌量が増え、カラダにも大きな変化が見られます。
この女性ホルモンの波にうまく乗れない時、どこかしらのドーシャが乱れ不快症状が現れるのです。
どのドーシャがどのくらい乱れるかによって、PMSで現れる症状が変わってくるのは当たり前のことなんですよね。
そう考えたら、PMSの症状が200種類あっても不思議じゃないか。

PMSで辛い症状があるなら、乱れたドーシャを整えていけばいい。
それだけなんです。
アーユルヴェーダってとってもシンプル。

ということで、今回はPMSがなぜ起こるのか、そしてなぜこんなに個人差が大きいのかをアーユルヴェーダの視点でお話ししました^ ^

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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