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中耳炎 と 少陰腎経

中耳炎を東洋医学的に、ちょっと考察。


💡腎は耳に開竅する

東洋医学では、腎臓と耳は密接に関係しており

『 腎は耳に開竅( かいきょう )する 』と
              言われいてる。
開竅とは『 詰まった穴を開く 』という意味。

💡腎虚とは?

『 腎虚 』とは、
生命エネルギーの低下した状態をといいます。

腎気が衰えると、

耳の機能が低下して、
耳鳴りや聴力低下などの
 耳の症状が出やすくなると言われています。

生活の不摂生 や 老化、過労、
慢性病による 体力低下 などが、
  腎気( 生命エネルギー )の衰えを
        加速させる原因となります。

💡腎虚を改善するには

東洋医学の基礎になる考え方に
    五行説( ごぎょうせつ )があります。

自然界に存在する物質や現象を、
その性質によって、
      五つの要素に分類する考え方。

これによると腎気をおぎなう為には、
    肺の状態を意識する必要があります。

💡五主

腎の精は、髄(骨髄・脊髄)を生成し、
       髄は、骨と脳に栄養を与える。

骨がもろくなる、背中が曲がる、記憶力低下、
歯がもろく成ったり抜ける等は、腎虚の症状。

これを補う肺は、皮毛。
         ようするに【 温めよ 】

💡五竅

腎の五竅は『 耳 』
       これを補う肺の竅は【 鼻 】

鼻の治療をおろそかにするな。

💡五情

腎に関わる感情は『 驚 』と『 恐 』

驚きは気が乱れ、恐れは気が下りる。

驚)動悸、不眠、記憶力低下、精神錯乱 恐)尿漏れ、脱毛と関係

心を乱さぬように、気をつけること。

五行色体表については、
 ほかにも挙げれば限りないので、次に進む。

💡少陰腎経

経絡( けいらく )とは
 精励な✨気✨の流れる通路のようなもの。

国道〇〇号線的にいうなら、

足の裏の『 湧泉 』というツボから
足の内側を通り、内踝( くるぶし )へと進み、

脹脛( ふくらはぎ )の内側から
膝裏の内側、太ももの内側へと上がり傳々。

💡結果

専門家的なツボと言うよりは、
ツボの通り道、
例えば『 足の裏 』や『 内踝( くるぶし ) 』を
日常的に 冷やさない であるとか、温める事を
       実践するのが好ましいと思う。

よい治療家に出会うのは、本当に難しい。

それまでは、自分で出来るおだやかな健康法を
               僕は薦める。

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