共通テスト数学で点数を取るために最適な参考書
今回は「共通テスト数学で点数を取るために最適な参考書」について紹介します。
前回の現代文に引き続き、今回は共通テスト数学で点数を取るための参考書を紹介していきます。
内容理解&公式暗記→初めから始める数学シリーズ、ミニマム数学公式集
数学はまずは講義系参考書で内容理解に努めましょう。初めから始めるシリーズは説明口調でわかりやすく内容が進んでいくので初学者でも取り組みやすい参考書です。
ただし、講義系参考書で内容が理解できたとしても、基本となる公式を覚えていなければ点数に結びつきません。そこでミニマム数学公式集の出番です。この公式集は共通テストで点数を取る上で必要な公式が載っています。
教科書では200個ほどの公式が載っていますが、この公式集ではそれを80ほどに凝縮してあるので、本当に必要な公式を抜粋してあるような参考書です。量的にも苦手な人でも取り組みやすい量になっています。
初めから始めるシリーズとミニマム数学公式集を同時並行で進めることによって、内容理解と公式暗記を同時に進めることができます。どちらか片方でも欠けてしまうと点数に結びつかないので、同時に進めていきましょう。
演習→基礎問題精講シリーズ
現代文と同様に、基礎知識が身に付いたら演習問題でアウトプットして定着を図りましょう。共通テストレベルまでであれば基礎問題精講シリーズが最適です。
よくあるチャートやフォーカスゴールドのような分厚い本に圧倒されてしまうという人は特におススメです。基礎問題精講シリーズは薄いですが、共通テストレベルの演習問題が詰まっています。
共通テストの基礎力アップ→短期攻略シリーズ基礎編
基礎知識に抜けがなくなってきたら共通テストの形式に慣れていきましょう。このシリーズは基礎編と実践編がありますが、基礎編をやり込むことで、共通テストのパターン演習や難易度の感覚、制限時間の間隔などをつかむことができるようになります。
ただし、この参考書をやるだけでは共通テストの点数アップには結びつきにくいです。共通テストの形式を把握できた上で次で紹介する演習のテキストに取り組む必要があります。
共通テストの問題演習→黒本、青本、緑本
現代文と同じく共通テストの問題集です。黒本は河合塾から、青本は駿台から、緑本はZ会から出版されている問題集です。難易度的には黒本が1番簡単で、緑本が1番難しくなっています。なので、初めて問題集に取り組むという場合は黒本から取り組むのがオススメです。
以上の参考書をやれば共通テスト数学で点数を取る力が身に付きます。逆に言えば特別な理由がない限り、この他の参考書に手をつける必要はないと思います。
きちんと目的を持って参考書を仕上げていきましょう!