私がAIUを志望した理由
こんにちは、国際教養大学(AIU)21期生のババヘラです。
私ババヘラの1番好きな季節は、夏。
寒さは大の苦手です。
そんな私が選んだのは、あろうことか豪雪地帯の大学でした。
クマの出没でも有名な地域で、高校の同級生に
「お前秋田でジビエサークル入るんだろ?」と言われる始末です。
今回は、狩猟免許を持っていない寒がりの私が、
AIUを第一志望に決めるまでの過程をご紹介しようと思います。
海外大を目指し、あきらめた中学時代
実のところ、中学の頃は海外大を目指したいと思っていました。
しかし、国際系の課外活動への参加などから、
「たとえここから私が伸びたとしても、
大学で現地の授業を完全に消化できる英語力は身につかない」と感じました。
また、昨今の社会情勢から、
アメリカやイギリスに留学したいという思いはありませんでした。
小さいころからの憧れもあり、
私が行きたかったのは多文化に寛容なカナダでした。
ところが、日本人が使えるカナダの大学への奨学金は
米・英への留学向けのものに比べ圧倒的に少なく、
1年で1000万円かかるのがざらな学費を考慮すると、全く足りません。
2年間コミュニティカレッジで英語力を伸ばしてから、
4年制大学の3年生に編入するというコースもあります。
しかし、大学の授業を半分しか受けられないため、
私は気が進みませんでした。
それなら、日本で2年間勉強してから留学するのと変わりません。
後者の方がお金も浮きます。
上智の国際教養学部(FLA)に寄り道
以上のことを鑑みて、私は国内大を受験することにしました。
ただし、海外大をあきらめた手前、
オールイングリッシュであるというのが絶対条件でした。
その時点で国内のチョイスは片手で数えられるほどに絞られるため、
志望校選びはあまり苦労しませんでした。
AIUについては、中2には知っていました。
中3あたりにぼんやりとAIUを最初の志望校にしましたが、
上智大学の国際教養学部(FLA)にもとても惹かれ、ものすごく迷いました。
知名度と東京でのインターンのしやすさから、一旦はFLAを第一志望にしました。
このまま志望を変えていなければ、
都心でぬくぬくキラキラキャンパスライフを満喫できたでしょう
(ううっ…泣いてなんてないもん)。
ついにAIUを本命に!
ただ、FLAでは私の学びたい分野が、学科で寸断されていました。
その点、AIUでは2年生で大まかに分野を選択してからも
他分野の授業をとれるため、
中学の終わりまでにはAIUが第一志望に確定しました。
私がたどったプロセスを時系列で書いたので、
AIUを消去法で選んだように見えてしまいますが、
AIUを選んだ積極的な理由ももちろんあります。
①学費が他の国際系大学より安い
②大半が海外経験なし(純ジャパ)
③1年間の留学が義務で、単位も互換できるため休学せずに卒業できる
の3点が大きいです。
特に②は、井の中の蛙でいる方が伸びやすいと自認している私にとって、
しなくてよい挫折を避けるために重要でした。
併願校
FLAの受験には、SATというアメリカ版の共テのようなものが必要なため、
SAT対策をしないと決めた時点で、FLAは併願から外れました。
第二志望はずっと、早稲田の国際教養(SILS)でした。
ただ、SILSには帰国子女が多いというのと、
統計学のウェイトが大きいと聞いていたため、
数弱の私はあまり乗り気ではありませんでした。
AIUは年内入試だけでも何回もチャレンジできるため、
他大学の対策は一切していませんでした。
受験計画は、
10月:グローバル・ワークショップ入試
11月:AIU推薦
年明け:AIUのA・B・C日程、
SILS、立教の異文化コミュ、市立横浜の国際教養学部
といった感じでした。
結局、受験したのはAIUのグロショだけでした。
おわりに
私には本当にグロショがぴったりだったので、
グロショで合格をいただけて本当によかったです。
記事の中ですすり泣きが聞こえたような気がしなくもないですが、
後悔は全くありません(これは本当)。
AIUの環境を最大限活用して、自分の力を伸ばしていこうと思います!