『あなたの原動力は何か?』 人間とは何かを問われる時代に | エッセイ
AIの発達により、改めて人間とは何かを問われる時代になっている。生成AIは自ら学習し、日々進化している。
私たちも人間だからできることを、改めて模索する必要があると思う。 内面を見つめる事は、人間だからできることの1つと言えるだろう。
例えば人が何かをする時、そこには原動力が存在する。多くの場合それは欲求だ。
欲求の内容もさることながら、その欲求は100%今の自分から生まれているだろうか?
過去の欲求を原動力にし続けた場合
客観的に見るともう叶っているにも関わらず、過去のある地点において、叶わなかった欲求を求め続けることがある。
その場合、以下のようなことが起こる。
新しいことをやっているようで、同じところをループし続ける
今の自分には、不要な方向にエネルギーを使う
今の自分の欲求を原動力にするために
どれだけ自分自身に意識的でいられるかが、自分の原動力が何かに気づくカギになる。
多くのことを習慣、自動反応、社会的テンプレに従って行っているため、なかなか気づきにくい。
気づくために必要なこととして、以下が挙げられる。
自分の内側を見つめる姿勢
自分の現状を客観的に俯瞰する視点
内側と現状を結びつける知性
気づいた時の反応
経験上、過去の欲求だと分かった時点で、なんとも言えない状態になる。言葉では表現できず、あ〜、う〜と唸ってみたり、笑いが出たりする。
また、今まで原動力だったものの一部が欠けるが故に、無気力な状態に陥ったりもする。
まとめ
本能的に、一連のしんどさを知っているから、見て見ぬふりをしている人もいるのではないかと思う。
これまで生きて来れたのだから、それを維持しようとするのは、人間の生存本能として正しいとも思う。
けれど、本当に見て見ぬふりのまま同じところのループで良いのだろうか?
今の欲求を原動力に進んだ方が、シンプル且つ、より純度の高い動きが生まれるように思う。
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