
AIUの授業紹介①~国際協力・開発論Ⅰ~
こんにちは! ちゅるこです🐕 1か月という短い夏休みが終わり、秋セメがスタートして一週間経ちました。まだまだ気持ちの切り替えができていませんが、友達と一緒に頑張ります。
さて、今回は授業紹介のブログです。私からは国際協力・開発論Ⅰをご紹介します。AIUで何が学べるんだろうと疑問に思っている方々、ぜひ読んでいってくださるとうれしいです。
国際協力・開発論Ⅰってどんな授業?
国際協力・開発論Ⅰは、国際開発における理論やアプローチ、アクター、問題に重点を置きながら、国際協力と開発学の基礎を学ぶ授業です。(syllabusより)具体的には、なぜ国際協力が必要なのか、国際協力とは何なのか、開発とは何なのか、どのような考え方が国際協力において使われているのか、どのようなアクターがいるのか、などをディスカッションを通して学びます。国際協力や国際開発という漠然とした単語から、単語の歴史も踏まえてディスカッションすることで、より具体的に、より多面的に言葉の意味から内容を理解していくことができます。
宿題は?
宿題はReadingのみです。教科書を20ページくらい週に1回読んでくるだけなので、あまり負担が大きいわけではありません。ただ、難しい概念や考え方が多々あるため、理解しながら読み進めることが難しいと感じることもあります。理解できなかったところがあるときは、授業中のディスカッションで解決したり、授業後に教授に質問したりして、理解してから先に進むことを心がけています。
どんなところが楽しい?
楽しいのはなんといってもディスカッションです! ディスカッションベースの授業(9割くらいディスカッション)のため、先輩方や留学生の持っている新しい観点を学べることがとても楽しいです。例えば、以前国を測る指標としてのGDPの話の中で、マクドナルドのバーガーの値段の話になったときに、日本では150円ほどだが、デンマークからの留学生がデンマークだと500円ほどかかると話していました。これは消費税によるものなのですが、こうした国ごとに異なる課税システムがあるため、GDPだけを国の経済状況を図る指標としてもいいのかという話題につながっていきました。このように、日本だけでなく、日本以外の国で実際に経験したことをディスカッションに結び付けるクラスメートがいることで、よりトピックを多方面から考えることができます。これはAIUだからこそできることでもあり、授業で一番楽しいと感じているところでもあります!
どんなところが大変?
大変なのは背景知識を持っておいた方がディスカッションに参加しやすいというところです。留学生が自国の観点からトピックを考えることが多いように、自分自身はどのような観点からトピックを見るか、どのような背景知識が必要かをしっかりと考え、学ぶようにしています。
どんな人におすすめの授業?
国際協力、国際開発、社会問題(貧困問題や格差など)、ボランティアなどに興味のある人
比較的様々な分野の知識と授業内容を結び付けやすい授業だと感じています。そのため、国際協力や国際開発に関心を持っている人だけでなく、社会問題全般に興味を持っている人にもとてもおすすめの授業です。また、授業では国際協力とはどういうことなのかということをしっかりとディスカッションしながら学ぶことができるため、ボランティアに興味がある人にもおすすめです。
多様な分野の知識を結びつけるのが好きな人
上にあるように、授業はディスカッションベースで進みます。発言者や教授の様々な観点とトピックを常に結び付けようとしながら考えていくので、知識の関連付けが好きな人や、多角的に社会問題などについてディスカッションするのが好きな人にはとてもおすすめです。
ディスカッションが好きな人
とにかくディスカッションが多いです。ディスカッション好きにはたまらない授業だと思います!
さて、今回はこんな感じで国際協力・開発論Ⅰの授業について紹介させていただきました。まだ2回しか授業を受けていないということもあり、詳しく説明することができませんでしたが、少しでもこの授業について、またAIUの授業について知っていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
まだまだ授業紹介続きます。次回もお楽しみに~