#208 念願の”カンローニ” イタリア語事始め(21)
地元のレストランでの食後のデザートで、憧れのイタリア シチリア州名物スイーツ ”カンノーロ”を、生まれて初めて食べて美味しかったというお話。日本語で表現するなら、まさに「甘露甘露」(極上の味)。
単数形はカンノーロ(cannolo)で2本あると複数形でカンノーリ(cannoli)と変化するのは、イタリア語のいつものお約束の一つ。写真は、2本注文したカンノーリです。リコッタチーズ?とピスタチオ?、美味しかった。今までに食べたことない、甘い美味しいお菓子でした。イタリアンロースト?のコーヒーがよく合いました。(エスプレッソは、まだその旨さを私は理解できていません(笑)。)
NHKラジオのイタリア語基礎を1人学び始めて、1年半が過ぎました。新型コロナの影響で、ずーぅっと外食をしていませんでした。夫婦2人きりで多分2年ぶりくらいに外食に行きました。家族や親戚と食事するときも、テイクアウトで自宅で食べていたので、お店の中で食べるの、本当に久しぶりです。
イタリア語を勉強してその成果をイタリア料理店でいつか確認しようと思っていたのですが、コロナの感染状況の報告を聞くたびに躊躇していました。ここ数日、1年ぶりくらいに連日新規感染者がゼロというニュースが流れているので、今しかないと思い個室を予約してお店に行った次第です。
ラジオ講座でも時々耳にしたシチリアのお菓子のカンノーロ、映画ゴッドファーザー3でもオペラ劇場でマフィアのボスが思わずカンノーロを2段目まで食べて毒殺されたカンノーロ、いつか食べたかった憧れのカンノーロ(毒殺はされたくは無いけれど 笑)。映画の中とは言えよくもまあ、あんな甘いものを何個も食べながらオペラを見続けるとは、よほどイタリアの男性方甘いお菓子が好きなようです。イタリア語講座でも繰り返し紹介されています。
イタリア料理店のメニューは、残念ながら全部カタカナ表記と漢字のみだったので、イタリア語には触れられませんでしたが、舌先が憧れのイタリアのドルチェ(甘いデザート)に触れ、満足できる日でした。早く、家族以外とも一緒に外食で、ワイワイと時間を共有できる日が来るといいと思います。また第6波の感染が来ることが予想されるので、気を引き締めつつ日常を過ごしていきたいものです。
さぁ、次に行けるときには、何を注文しようかなと。