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「お母さんにやってって言われて、元気出た」と呟いて、食器洗いをやってくれた息子

子どもは、親に頼りにされたがっている。

子どもは、お母さんやお父さんの役に立ちたいと思っている。

親が想像する以上に、子どもの「家族に貢献したい」「お母さんやお父さんに認められたい」気持ちは強いです。

コロナの自粛生活で、多くのお母さんの家事負担も増えているのでは?

これをきっかけに、子どもの「役に立ちたい」意欲を信じて、今より少しずつ、子どもに頼ってみませんか?

「やりなさい!!」とか「何にもやらないで!!」と怒るのではなくて、「これをやってくれると、すごく嬉しいな」って自分のことを頼ってもらえることは、子どもにとって喜び。

そして、自分がお手伝いをしたときに「本当に助かっちゃう」「ありがとう」「救われた〜!」ってお母さんの笑顔がみられたら、またやろう!って思えます。

わたしはつい数日前まで、子ども(年長男子)のお手伝いの習慣付けのために、お手伝いをしてくれたらお小遣いをあげるようにしていました。

たしかに、お手伝いは自分から進んでよくやってくれるようになったけど、二言目には「これやったらいくら?」と言うようになり・・次第に、お手伝いの目的がお金になっていることに対して葛藤を抱くようになりました。

「家族に貢献する喜び」とか「家族の一員としての役割意識」によって、お手伝いをやってもらいたい

そう思うようになり、一昨日子ども本人と話し合って、お手伝いをしてお小遣いを渡すのはやめることにしました。

ただ、お小遣いをあげなくなったら、やらなくなっちゃうんじゃないか?という不安もありました。

そんな半信半疑な気持ちでいた昨日、子どもが自分からやるのか待っていようと思っていたのですが、案の定、夜になるまでやらず・・夕食後も始める気配がなかったので「〇〇、お皿溜まってるけどやるー?」ときいてみました。

「えーーやりたくない」と返されちゃうかな?と予想していたのですが、床でゴロゴロしていた息子がおもむろに顔を上げて「お母さんがやってって言ったから、(食器洗いする)元気でた」と一言。

すくっと立ち上がって、黙々と食器洗いを始めました。

そんな息子の隣で、この子は、自分が疲れているときでも、わたし(お母さん)のためなら頑張ろうと、思ってくれたんだなぁ・・と、しみじみ。

健気に、わたしの役に立ちたいと思ってくれている息子。そんな息子の気持ちを信じられずに、お小遣いで釣ろうとしていた自分に反省なのでした。。

(もちろん、食器洗いしてる最中も、終わった後も「5歳なのにこんなことまでできるなんてすごいなぁ」とか「わーもうおわったの?!ありがとう!〇〇が手伝ってくれるとあっという間に終わっちゃうよー」とかスキンシップとりながらげき褒めしました)

夜だと疲れちゃうから、食器洗いするのもうちょっと早い時間の方がいいんじゃないかな?と提案すると、「じゃあ明日からは15時にする」と自分で決めて、今日はちゃんと有言実行した息子くん。(始まる前までは面倒臭そうな様子でしたが)

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我が家の平和を守ってくれました✨(↑これはお小遣い制をやめるときに、少しでもモチベーションにつながればとつくってみました)

子どもは親の役に立ちたがっている。認められたいと思っている。

その子どもの意欲を、信頼する。

子どもと丁寧に対話して、あとは待つ。

これってなかなか難しいことだけど、ものすごく大切なことだなと改めて思った出来事なのでした。

最後に、こうして普段の子育てを振り返れたのは、たまたまFacebookで見つけた講座を受けたことがきっかけでした。主宰の青沼さん、感謝です。

また開催されるようなので、子どもの習慣作りに興味のある方はぜひ!

コロナによる自粛生活によって、すごく親として成長する機会を与えられています。

わたしも誰かの役に立てますように。

『怒らない子育て』のパーソナルコーチやっています!

怒ってばかりの自分を変えたいという方、お話させてください!朝オンライン相談した方も、「何度かピンチあったけど、一度も大声出さずに済んだ!」と嬉しい感想くれました😊







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