見出し画像

家計管理における引き算思考

こんにちは、こんばんは、おはようございます。Aiです。

今回は少し毛色が違います。
自己紹介でもチラッと述べましたが、私は無類のお金好きです。将来のキャリアプランは?と上司に聞かれた時も、即答で「不労所得者です」と答えるくらいには常にお金のことを考えています。

そこで、今回はタイトルの通り、我が家の、家計管理の考え方についてシェアしていきます。(誰が興味あんねん)と書きながら何度も何度も思いましたが、ひとりでも参考になる!と言ってくれる方がいると信じて、綴りました。笑
これから家計管理を始めたいな、と思っている方に少しでも参考になる情報がありますように。


はじめに:家計管理の大切さ


「家計管理」

皆さんはこのワードを聞いてどう感じますか?

やらないといけない・・・
大事なこと・・・
だけど腰が重くて全然できていない!

私の周りでも、こういった声をよく聞きます。
では、いつから「家計管理」というワードを耳にするようになって、”やらなきゃいけないもの”になったんでしょうか・・。老後2000万円問題が出始めた頃ですかねぇ?新NISA(NISA)、iDeCoなど、みんな口を揃えて言い始めたことで、家計管理=大事で絶対しなきゃいけないこと、と何となく浸透していったのかも…?

あくまでも私個人の意見ですが、別に無理してやらなくても良いと思うんです!要はなんのためにやるの?って話だと思っていて。例えば、3年後には500万円貯めたい。
こういった明確な目標があれば家計管理は良い手法かもしれないです。とはいえ、絶対・必須・何がなんでも、ではなく、やらなくても目標は達成できると思います。

上述の通りだと、じゃあ家計管理ってしなくていいのか、という流れになりますが、やっぱりここは声を大にして言いたい。
「家計管理を制するものはお金を制する」
これ、私の名言なんですけど(自分で言うな)、現在・未来の私たちにとって、お金、つまり家計管理はとても重要なことだと思うんですよね。

前段が長くなりましたが、
では、私は、何目的で家計管理をしているでしょうか。

単なる趣味です。笑

おおおおおいっ!
目的あるんちゃうんかいっ!!!
あんなに熱く語ってて?????

はい。期限と目標額などは特になく、ただふんわりと、いつかセミFIREしたいよね〜と夫と話す程度。目標を作ればもう少し早いスピードでお金を貯められると確信していますが(実際に結婚当初は500万円/年ベースで貯金し、息をするのもギリギリなくらいに節約していた笑)、今はこのゆるっと家計管理で日々充実しています。後述しますが、ライフステージ毎にお金の収支(稼ぐ力、貯める力、使い方)は間違いなく変化するので、今の我が家にとっての正解は「目標作らずにゆるっと家計管理」となります。

あ、ちなみに夫は全くと言っていいほどお金に無頓着だったので、完全に家計管理は私に一任してくれています。ありがたいありがたい。私があんまりにも毎日お金の話をするので、最近は一緒にポイ活をしてくれたり、まぁ悪い言い方をすると私の手のひらでコントロールされております。(本当に失礼な言い方でごめんよ、夫氏)

趣味から本格化した家計管理の実態

曲がりなりにも、家計管理には自信があります。
元々収支をつけるのは好きでしたが、結婚を機に本格的に家計管理を始めました。
冒頭で、単なる趣味でゆるっと家計管理をしている、と言いましたが、さすがに分析せず収支をつけているわけではなく、収支は1円単位で毎月確認しています。笑
設定した予算通りか?予算を超えてしまった要因は?逆に予算を下回った項目はないか?等。

ちなみにこの後、一部家計簿の項目を公開しますが、これまで何も参考にせず作成してきたので完全なる独自家計簿。ですが毎年、あーでもない、こーでもないと編成を繰り返し、我が家にとっては「うん、これが正解」な家計簿に辿り着きましたので、

「おいおい、こう書くべきやろ!なんでこの項目が変動費やねん!」

な意見、あると思いますが、グッと堪えて読み進めていただければと。

当たり前ですが、各家庭によって固定費や変動費の定義は変わると思っているし、ライフステージによって出費の大小変わると思います。
みなさんも是非、独自の家計簿作成にチャレンジしてみてください!

引き算思考で無駄をなくす!20%先取貯金術

では早速。
我が家の家計管理の考え方を順を追ってシェアしていきます。
例えば、2025年の収入が1000万円と仮定して考えていきたいと思います。
※計算しやすいように1000万円としております。
※以降の説明は全てこちらの金額で進めていきます。

年間収支予算の設定

まず、年末に必ず行うことです。翌年の年間収支予算を考えます。夫婦共にサラリーマンの場合は、おおよその年収が決まっている為、収入がわかりやすく、この手法は有効です。

(例)2025年の年間収支予算

「①年間収入予算」は、年間で得られるであろうおおまかな収入です。共働き世帯の場合は、夫婦合算の年間手取り額です。この時きっちりした数字が出ないのは当たり前、あくまで予算となります。
ここで、年間収支が±ゼロになるように「②年間支出予算」を①と同額にしておきます。
最終的に、毎年の収支がゼロになるように調整し、これが達成できれば、家計管理は成功です。

20%先取貯金

突然ですが、家計管理の黄金比はご存知ですか?
「5:3:2」とされており、これは収入の50%を生活費、30%を娯楽費やお小遣いなどの予備費、20%を貯金・投資に、な比率です。

(そんなつもりはなかったのですが、独自で管理していた我が家の家計管理もこれがベスト!と導き出した比率が上記でした。比率を提唱した人がすごいのか、私がすごいのか。笑)

自画自賛はおいておいて、
ここでお伝えしたいことは、この黄金比を守ろうということではなく、必ず先に貯金・投資の20%を枠取りしておく、ということです。つまり支出の予算を考える際に、この20%をベースに考えるということです。
具体的に見ていきましょう。
「①年間収入予算」が1,000万円だとすると、貯金・投資に充てる金額は、「①年間収入予算」x 20% = 200万円となります。この20%さえ守れれば、正直残りは適当です。笑

(例)年間支出の内訳(%)

上図の通り、先に20%を枠取りしてから残り80%を分けていくと必ず貯金ができるというわけです。はい。当たり前ですがこの作業がほんっと〜〜うに大切です。チリツモなので是非ここだけは死守して無心で振り分けていきましょう。
参考までに我が家の2023年の家計簿では(結果論ですが)生活費が60%、娯楽費(=お小遣い)が20%で着地しました。今年はもう少しお小遣いが多くなりそうで、ちょうど黄金比(5:3:2)に近づくイメージです。

では、この200万円を12ヶ月でどう按分するのか?
単純計算すると毎月16.66..万円ですが、はい、こちらも適当です。笑
最終的に年間の貯金予定額200万円を守れれば、10万円を貯金に回す月もあれば、ボーナス月(があれば)に30万円貯金するも良しです。

貯金額以外の按分方法と予算設定

さて、すでに20%先取貯金枠を設定したので、以下図の通り、残り予算が800万円となりました。

20%先取貯金の予算枠を確保

では、残り80%の予算をどのような項目で仕分けしているかお伝えします。一般的には、固定費と変動費を大まかに分けて、それを更に細分化していく方法が収支の分析がしやすいとは言われておりますが、我が家では、現在以下の通りで仕分けしております。

①住宅ローン(修繕管理費含む)
②保険
③通信費
④月謝
⑤月間支出(いわゆる固定費)
⑥年間特別支出(旅行など、突発的なイベント用)
⑦お小遣い(収入予算から①〜⑥の必要支出をのぞいた分)

  • ①住宅ローン、②保険、③通信費、④月謝

住宅ローン・保険は毎月定額である(または年間で支払う額が決まっている)為、支出が明確です。
※固定費と考えても良いかもしれないですが、我が家では「①〜④以外の支出をXX円以内で生活する」と予算決めをしている為、あえて項目を分けております。

①住宅ローン:賃貸の方は家賃に置き換えて◎
(例)毎月15万円だとすると年間「15万円x12ヶ月=180万円」となります。
②保険:家族全員分
(例)毎月2.5万円だとすると年間「2.5万円x12ヶ月=30万円」となります。
③月謝:保育料やその他習い事を含む
(例)毎月6万円だとすると年間「6万円x12ヶ月=72万円」となります。
④通信費:携帯料金やSNSのサブスクリプション等
(例)毎月1.5万円だとすると年間「1.5万円x12ヶ月=18万円」となります。

①住宅ローン、②保険、③通信費、④月謝の予算枠を設定

この時点で残りが500万円となりました。

  • ⑤月間支出

こちらがいわゆる我が家なりの「固定費」です。
※参考として、固定費とは住居費や水道・光熱費、通信費などの毎月固定で支払っているものです。ですが、前述通り、我が家では分けて考えております。

具体的な内容は次の通りです。
「水道・光熱費」「食費」「日用品」「ベビー用品」「犬雑費」「美容」
これら全てをひっくるめて毎月XX円以内で生活する、と設定しているのですが、こちらの「XX円」は前年家計簿より算出しております。現在は、ゆるっと家計管理を採用しているので、すごく厳しくて毎日の節約が大変っ!な設定でも、ゆるゆるすぎて毎月余裕でクリアできる!な設定でもなく、ちょうどいい塩梅の金額を設定しています。(それはそれはもう、、数年家計簿をつけてきたが故の算出です。笑)
そしてあくまで予算なので、クリアできる月もあればオーバーな月もありますが、年間(XX円x12ヶ月)以内を守れればOKです。

例では、⑤月間支出の予算を、毎月10万円で生活すると設定します。
「10万円x12ヶ月=120万円」

⑤月間支出の予算枠を設定

この時点で残りが320万円となりました。

  • ⑥年間特別支出

さて、年間特別支出とはなんぞや?!
こちらは冠婚葬祭などの交際費や旅行、突発的なイベント用のための予算です。こちらの予算も過去数年分より算出しております。
例では、⑥年間特別支出の予算を、年間170万円と設定しておきます。

⑥年間特別支出の予算枠を設定

さて、残りが210万円となりました。つまり、収入予算から①〜⑥の必要支出をのぞいた210万円がお小遣い枠になります。

⑦お小遣い枠

余談ですが、これまで例として提示していた金額は、2024年8月末時点での我が家の家計簿内訳平均比率をベースに算出したものです。(下図)
今のところ、生活費:娯楽費:貯金が「6:2:2」となっていますね。月謝の比率が高いのが気に食わないですが・・・。(認可外保育料が年収に関わらず一律な金額でこれまためちゃくちゃ高い為)

2024年8月末時点での我が家の家計簿内訳平均比率(%)

収支がゼロになればOK

このように、年間収入1000万円に対して、
先に貯金枠を必ず確保、それ以外を引き算方式で予算を組んでいき、最後に残った部分をご褒美予算とします。
こうして年間収支を±ゼロにできれば、予算通りに家計簿を絞められたとして、ハッピーな状態で新年を迎えられるわけです。笑

まとめ

さて、ここまで本当に長文(そして訳わからん他人の家計管理方法)を読んでいただきありがとうございました。
サクッとまとめます。

  1. 年間収入予算を大まかに計算

  2. 年間収入予算の20%を貯金額とし、12ヶ月で按分

  3. 貯金額以外の支出を前年から算出し、予算設定

  4. 1.で計算した年間収入予算から必要支出を除いた分でお小遣いを設定

  5. 収支を±ゼロにして年末に〆


ただの自己満で書いた長文の家計管理(引き算思考)でしたが、少しでも誰かの参考になると大変嬉しいです。
まだ出会えていないだけで、もっといい方法があると思っています。皆さんのこだわり管理方法があれば是非コメントしてもらえるとすっごく嬉しいです。是非我が家の家計管理に取り込んで更なるブラッシュアップをしていきたいと思います!

本日もありがとうございました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?