2021年、仕事納め
今年を振り返る
今年もいろいろなお客様のシステムの開発に携わらせて頂きましたし、いろいろなお客様のシステム開発のご要望を聞いて見積もりを行ってきました。
年末には今年一年間で見積もった資料を見直すようにしています。何事も振り返りは重要で、過去の見積もりを振り返り、実績と比較することで見積もりの精度を確認するようにしています。
受注してシステム開発を行ったお客様については、見積もりと実績の乖離がどの工程で多く発生していたのか分析し、来年の見積もりの精度の向上を図ります。
そして、年の瀬だからでしょうか、、、
そんな分析をしながらもう一つ思うことがあります。
それは残念ながらご縁がなく失注してしまった見積もりです。あのお客様のシステムは無事に完成しただろうか、もし、私がシステム開発に携われていたとしたら、今頃はどんなシステムになっていたんだろう・・・とついつい想いを馳せてしまいます。
来年に向けて
当社ではお客様の業務にマッチしたシステムをスクラッチ開発しております。スクラッチ開発はフルオーダーですので、お客様の業務にマッチしたシステムが構築できる一方で、パッケージシステムと比較するとコストは高くなります。
お見積りを希望されているお客様と会話の中で、こんな話をよく聞きました。
パッケージを導入するとコストは安いけれど自社業務に完全にマッチさせるのが難しい。しかし、スクラッチ開発ではコストが予算内に収まらない。
ここをなんとかしたいと考え、今年は社内にてローコード開発やノーコード開発を試験的に実施してみました。
結果、これは適材適所で使い方や使い所によってはシステム開発コストの削減ができる可能性があることがわかりました。
ローコード・ノーコード開発はスクラッチ開発と比較するとコストを大幅に削減できます。しかし、その一方でカスタマイズに弱く独自の変更を加えよにも限界があり、スクラッチ開発がなくなるということは無いと考えています。
来年は、スクラッチ開発とローコード・ノーコード開発のハイブリットで、品質を維持したままコストを下げたシステム開発のご提案ができたら、、と考えています。
今年も一年間ありがとうございました
それでは、皆様、良いお年をお迎えください