株式会社アイシスという東京にあるシステム開発会社でシステムエンジニアをしている、かねこです。 システム開発業界歴は20年。ちょうど20周年なので記念にnote書いてみることにしました。 今回は私の経歴について紹介させていただこうと思います。この業界、自己紹介というと業務経歴書ベースの紹介になるのですが、noteですので堅苦しくなく書きたいと思います。 学生時代コンピュータに興味を持ったのは中学生の時。富士通のFM-TOWNSが50万ぐらいする時代。もちろん子どものおもち
システムの移行ってなんでしょうか? 簡単に言ってしまうと、古いシステムから新しいシステムへのお引越しです。 例えば、住まいの引っ越しであれば、現在の住宅で生活をしながら、新しい住居を決め、持っていく家財と捨てる家財を分類し、持っていく家財は新しい住居のどの部屋に設置するか決め、引越し業者に伝えて家財を移動してもらいます。 まさにシステムでもこれと同じことを行います。 古いシステムで業務を運用している間に、新しいシステムを企画・開発し、新システムの完成時に古いシステムのデ
今年を振り返る今年もいろいろなお客様のシステムの開発に携わらせて頂きましたし、いろいろなお客様のシステム開発のご要望を聞いて見積もりを行ってきました。 年末には今年一年間で見積もった資料を見直すようにしています。何事も振り返りは重要で、過去の見積もりを振り返り、実績と比較することで見積もりの精度を確認するようにしています。 受注してシステム開発を行ったお客様については、見積もりと実績の乖離がどの工程で多く発生していたのか分析し、来年の見積もりの精度の向上を図ります。 そ
前回はシステムの企画からITベンダーに見積もりを依頼する流れについて書きました。 今回はシステム開発の契約後、システムの開発がどのように行われて、完成してお客様に引き渡されるのかという部分にフォーカスを当ててみたいと思います。せっかくですので当社アイシスがシステムの開発を請け負った時のよくある流れを紹介します。 開発工程を進行順に分かりやすく紹介するため、ウォーターフォール型で説明します。 システム開発にはいくつかの「工程」というものがあり、それらを順番に進めていくこと
私は今までいろいろなお客様からシステム開発の相談を受けてきました。 ご相談の内容は様々で、お客様の方で作りたいシステムが明確になっていることもあれば、どんなシステムを作ればよいのかお客様自身のイメージが定まっていない場合もよくあります。 今回は業務システムの見積もりをするのにあたり、何をすればよいのか書きたいと思います。 システムの企画業務上の課題の洗い出し システムを企画するのにあたり、まずすべきことは現在の業務の中での困りごとを明確にすることです。既に困りごとがリス