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アニメ「悪役令嬢転生おじさん」6話 ゆっくり視聴

世はアニメ戦国時代。タイパが叫ばれ、毎週60本以上が放映される昨今、あえて厳選した作品を、時に巻き戻し、ツッコミを入れつつ感想を綴る「ゆっくり視聴」を実践中である。

対象は2025年冬アニメの「悪役令嬢転生おじさん」と「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」(沖ツラ)、そして再放送中の「葬送のフリーレン」の3作品。

今回は「悪役令嬢転生おじさん」の6話。

06「おじさん、感涙する」

すりガラスのメガネ

OP曲後、いきなり憲三郎の妻・美津子が曇ったメガネで登場。この屯田林家の面々、熱心なオタク思考・考察の時は全員メガネがすりガラスのように曇るのが面白い。でも時々見える母娘の瞳は結構キレイで、「さてはメガネを取ったら美人タイプ?」と予想してみる。

娘の日菜子がゲームの世界を解説する。

日菜子「でも、やっぱお父さんすごいなーって思うのが、52歳なのに自分の子供より若い子達に、素直に教えてって言える所だよね」

これはホントそれ。アラフィフだと無駄にプライドだけ高いおじさんいるよね。でも、素直にお父さんを褒める日菜子も素敵。それこそ両親の教育の賜物だろう。

憲三郎の長考

オーギュストから、「ビースト本来の能力があまり引き出せていない事が課題」と言われ、考察する憲三郎。なるほどビーストも結構奥が深そう。そしてモンスターが出てきてビビる。

憲三郎「あーっ、あれはこの世界の迷信じゃなくて、そういう世界観なのか。ファンタジーだもんな」

適応力高すぎ。「ファンタジーだもんな」ってw
その後も、まるで将棋の長考のように、冷静な分析をする憲三郎がかっこいい。

グレイス=憲三郎が魔法陣に文字を書いた事でビーストの新たな力が発動し、見事にモンスターを撃破したオーギュストとリシャール。ちょっとFFっぽい効果音と「討伐!!」の文字がナイス。

シャラララーンって光ってるの何?

オーギュストとリシャールに忠誠を誓われ、ドン引きする憲三郎と、ゲーム外から解説する日菜子・美津子。全員オタクモードの曇ったメガネなのがおかしい。

憲三郎「えーっ!いやそれ必要ないんだけど。あとその、シャラララーンって光ってるの何?」
日菜子「それ、好感度が爆上がりしているエフェクトですー」
美津子「って、お父さんには聞こえないんだよね」
アンナ「傅かれているグレイス様、素敵。さすがグレイス様」

あぁ、またアンナの好感度が爆上がり…。最後にリシャールの唐突なラップに即興で返す憲三郎、やはり只者ではない。

モブ令嬢

ゲーム内に見慣れないキャラが出てきて戸惑う日菜子。

日菜子「あーっ!本来のシナリオでグレイスの取り巻きをしているモブ令嬢の皆さんか〜!」
取り巻き令嬢「グレイス様のおっしゃる通りですわ〜!」

モブ令嬢ってw
令嬢なのにモブというのが、なかなかにパワーワードだな。そしてさりげなく扇を開き、モブ令嬢3人の名前をメモる憲三郎はさすが。

さすが主人公

モブ令嬢に取り囲まれ、グレイスのサポート役を降りるよう嫌がらせを言われるアンナ。

アンナ「あなたの事を悪く言う人がいると告げ口してくる人がいたら、その人とは距離を取りなさい。その人はきっと、別の人の前ではあなたの事を悪く言う人だから」

さすが主人公!そして堂々とモブ令嬢を連れて、学園生活を賭けてでも、グレイスに確認しに行こうとするところもかっこいい。

憲三郎&日菜子「いい子〜」

やっぱり親子!

惚れてまうやろ!

そしてグレイス=憲三郎がモブ令嬢の前に登場。

グレイス「わたくし、申し上げましたわよね。貴族の言動は、常にその家の名を背負っていると。であれば…」
モブ令嬢「は、はい…」
グレイス「であれば先刻の、私の曖昧な物言いが皆様にあらぬ誤解をさせてしまった、という事になりましょうか…」

涙を流して頭を下げるグレイス=憲三郎、カッコいい!惚れてまうやろ!

そしてモブ令嬢&アンナの、グレイスに対する好感度も爆上がり!これは仕方ないね…。グレイス=憲三郎が片目を開けて扇の名前を読み上げるのはご愛嬌w

いや〜、やっぱ憲三郎がイケおじすぎるな。毎回シャラララーンってなってしまうわ。今時の52歳、こんなできた大人あんまりいないよ…(自戒も込めて)。

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