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「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」の聖地巡礼行ってきた①

聖地巡礼のきっかけ(読み飛ばしOK)

個人的にハマっている冬アニメ「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」(沖ツラ)。キャラや風景の美しさだけでなく、沖縄ネタがふんだんに盛り込まれているのが魅力だ。沖縄在住や沖縄にゆかりがある人、沖縄好きな人は必見である(沖縄では、史上初の民放全3局が放送中!)。

放送開始前から偶然、LCCのセールで、1月中旬に関空~那覇便を往復1万円以下でゲットしていた。札幌か那覇で迷ったが、札幌は雪で帰れなくなると最悪なので、この時期なら台風が来ない沖縄に。社会人あるあるの苦悩。

その後沖ツラの放送が始まり、見事にハマった。元々、若い頃は仕事からの現実逃避で「移住したいな」と思っていたほどの沖縄好きだ。BEGINの「島人ぬ宝」はカラオケで何百回歌ったか分からないだけに、1話目のエンディングを見たら20代の思いが一気に甦った。

そうした経緯もあり、「せっかくのタイミングで沖縄に行くのだから」と、今回は沖ツラの舞台・沖縄県うるま市「だけ」を観光した。

「沖ツラ」聖地巡礼の感想

人生初の聖地巡礼は「控えめに言って最高」だった。ゆかりの地を巡る楽しさだけでなく、まじめな話、観光地に行くより深く沖縄を知ることができたと思う。あとアニメを見返したり、原作を読み直したりすると新たな発見が面白い。

たまたまだが、うるま市がちょうど2025年1月4日から公式の聖地巡礼マップを配布し始めたタイミングでもある。(おそらく)note最速の沖ツラ聖地巡礼記を3回に分けて紹介する。

①は公式の「うるま市ロケ地MAP」で紹介されている、アニメ作中に登場するシーンと、それ以外にも原作漫画に出てくるエピソードゆかりの地。

②はマップで紹介されている「沖ツラグルメ」と、アニメ・原作には直接出てこないうるま市の観光スポット、市内で巡るべきその他の場所など。

③はまとめとして、ベストな沖ツラ聖地巡礼プランを考えてみる。

なおこの記事を書いている時点でアニメは3話までしか放送されていないため、場面紹介は原作を元にした、ネタバレしない程度の推測を含む。順次更新していきたい。

うるま市へのアクセス

那覇空港や那覇市からうるま市へは、車で1時間程度。高速を使ってもそこまで時間は変わらないらしい。ただし一般道は時間を問わず常に混んでおり、朝晩のラッシュなら1時間半程度みておくと安心。

ただ那覇から日帰りで往復だと2時間も取られてしまうので、可能なら1泊はうるま市内で宿泊する方が時間も節約できる。また具志川ビーチで日の出が見られてオススメ。

うるま市ロケ地MAP

うるま市が作成した公式の聖地巡礼マップ。ハイビスカスの模様がエンボス加工されていたり、うちなーぐち講座があったりと結構凝った作りで楽しい。

ロケ地になっている具志川公民館のほか、市役所などで配布されている。キャンペーン参加店でも「具志川そば」には置いてがあったが、他の場所はなかったので公民館か市役所が確実だろう。

以降のスポット名の数字はマップ準拠で、カッコ内は何も書いていない場合はアニメの話数。

①具志川公民館(5話、1話冒頭)

正式名称は「具志川地区コミュニティ供用施設」らしい。ラジオ体操の場面や、1話の冒頭で登場。入ってすぐの窓口前でマップが配布されている。入口のベンチで元気なおばぁ達がおしゃべりしていた。

なお①〜③は道が狭いため、公民館の駐車場に止めて巡ると行きやすい(マップでもオススメされている)。

②海が見えるスージ(3話)

てーるーがシーサーの写真を激写している場面で登場。かなり入り組んでおり、マップに細かい場所が載っていないので探すのが大変だった。左側に石垣、右側に黄色い電線のカバーが目印。

実際に周りを歩いてみると、海が見えないスージの方が多いことに気付いた。作者の空えぐみさんがよく歩いて見つけたのだろう。

ポイントは県道8号線から南下した場合、郵便局を過ぎた後、教会の次の交差点で左折すること。

県道8号を南下すると、右に郵便局が見える

③番所跡公園(4話)

かーなーとひーなーが、子供の頃に指笛を練習する場面で登場。他にも1話にも少し出ていた。県道8号線沿いにあって分かりやすい。写真をよく見ると、海がギリギリ見える高さのようだ。

次の④〜⑥は比較的近いので、具志川ビーチの駐車場に止めて歩くのがオススメ。

④金武湾バス停(安慶名向け)(5話)

てーるー達がバスに乗る場面で登場。1話でも、子供の大泣きシーンの前に出ていた。

⑤虹が見える通り(2話)

「かたぶい」後に虹が出る場面で登場。具志川ビーチの駐車場から坂を上ったところで、赤い舗装と右カーブが特徴。

付近を散策してみると分かるが、アップダウンが激しいので意外と海が見える場所は少ない。いい感じに見える場所を選んでいるようだ。

⑥具志川ビーチ(2話)

登下校の場面で頻繁に登場する、てーるー達のホームグラウンド的存在。マップを見ると、撮影ポイント自体は具志川ビーチ駐車場から割と北側の方らしく、この写真の奥に写っている白い建物がよく出てくる。

が、例のベンチ(沖ツラベンチ)に気を取られて行き忘れたことが判明。まあこの一体が具志川ビーチという事で…。
ベンチは公式マップでは特に触れられていないので別枠で。

⑦ユニオン安慶名店(7話)

台風で買い出しする場面で登場する、24時間営業の沖縄ローカルスーパー。「ユニオンですから」が合言葉らしい。大阪府民にとってのスーパー玉出のようなもの?

<マップの紹介外>
これ以降はマップにはロケ地として直接紹介されていないが、作中に出てくる注目スポット。

8.具志川ビーチのベンチ(OP内、2話ほか多数)

てーるーとかーなーが初めて会った場面で登場。Googleマップでも「沖ツラベンチ」として登録されていて笑った。人が少なく静かで、日の出を見るのにオススメ。

何となく作中では夕日が沈むイメージがあるが、うるま市は東海岸なので当然日は沈まない。その代わり日の出が素晴らしかった。ちなみに1月中旬だと日の出時間はなんと7時15分前後。本土よりかなり遅く、ある意味見やすいとも言える。

9.海中道路(原作24話=3巻、ほか多数)

遠景でよく映り込む、赤い橋柱が特徴。全長4.7kmで両サイドが海という、晴れていれば気分がアガること間違いなしの絶景ドライブコース。

マップでは紹介されていないが、原作24話の海水浴のビーチは、海中道路そばらしいのでここ。

10.喜屋武交差点、安慶名交差点(原作51話=6巻)

地名の話題で登場。6巻を読む前に通ったので、逆に「おおっ!」っとなった。原作を読み返したら、うるま市内に「比嘉」(かーなーの名字)を含む地名があったのに行けなかった事に気付き、思わず「しょぼんちゅ」。かーなー推しなのに…。

長くなったので1回目はここまで。2回目はこちら↓

なお、今回の旅行で純粋に写真のみを紹介した記事は↓より。

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