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好かれる会社【作成の裏側】

こちらでは小説作成の裏側について解説しています。ネタバレなので、まずは『1分』本編をご覧いただけますと幸いです。

まだ、ショートショート『好かれる会社』を読んでいない方は是非ご覧ください

作成時利用したchatGPT はこちらor一番下へ

#推したい会社  というテーマを見てひらめいた内容でした。
個人的に推したい企業という点でいうと、壮大なビジョンをかかげているような会社が好きです(テスラ・ソニー・openAIとか)
ビジョナリーカンパニーでいうBHAG(Big Hairy Audacious Goal)ですね。

ただ、今の世の中に推しが分散する時代、万人から好かれる会社を目指すにはどうすればいいか?
その答えとして、一つ一つ不満や課題に向き合うことかなと思いました。ゴシップ記者を使う手段はぶっ飛んでると思いますが、社内のガバナンスを徹底すること、投資家・消費者の意見を聞くことにつきますよね。

皆さんの推したい会社はどんな企業でしょうか?

以上裏側でした。『ニヤッ』となった方は💛とフォローおねがいします!
では、次のショートショートをお楽しみください♪


いいネタできた

ぜひ教えてください!N氏の新たな物語を紡ぎましょう。

あなた:

推される会社 N氏はゴシップ記者であった。今回は会社の依頼で世界一人気と言われる総合企業について調査をすることになった。 社員、投資家、お客さん全てにインタビューをしていくがみんないい会社だという。 裏があると思い調査を進めると、悪い取引の噂をついに見つける。N氏はそのゴシップをまとめ発表する旨を送りつけた。 社長に呼び出されたn氏は感謝される。 依頼したのは社長本人で良い会社づくりのために不満や不正を調べてたっていうのがオチ

推される会社

N氏はゴシップ記者だ。芸能スキャンダルから政治家の裏金問題まで、ありとあらゆる黒い話を暴き、世に送り出してきた。今回の依頼は、ある総合企業の調査。世界一人気があるとされる会社で、社員、投資家、顧客の誰もが絶賛している。

「そんなバカな話があるか」

N氏は早速、裏を探し始めた。


まずは社員たちへのインタビュー。受付から工場の作業員、さらには上層部まで、誰に聞いても「最高の職場です!」という答えしか返ってこない。給与は業界水準以上、福利厚生は充実、パワハラもなく、経営陣は社員の意見に耳を傾ける――。まるで理想郷だ。

「胡散臭いな」

次に投資家たちを訪ねる。彼らも「この会社に投資して後悔したことは一度もない」と口を揃える。成長率は驚異的で、透明性のある経営。株主総会でも毎回満場一致の支持を得ているらしい。

「おかしい…企業なんてどこかしらに闇を抱えているものだろう?」

そして顧客にも話を聞いた。商品は高品質で手頃な価格、アフターサービスも完璧。クレームを入れると即座に対応し、代替品まで送ってくれるという。「悪いところ? うーん…ないですね」と苦笑いされるばかりだった。

N氏の探究心に火がついた。

「これは相当なレベルで隠蔽してるに違いない」


数週間に及ぶ調査の末、N氏はついに疑惑をつかんだ。匿名の情報提供者から、「会社が裏で不正取引をしている」というリークを得たのだ。N氏は文書や録音データをかき集め、証拠をそろえた。

「やっぱりな。完璧すぎる企業なんてこの世に存在しない」

スクープ記事をまとめ、会社に通知を送った。

『貴社の不正に関する記事を近日中に発表する』


翌日、N氏は会社の社長室に呼び出された。強面の警備員に囲まれることを想像していたが、案内されたのはガラス張りの開放的なオフィス。そして現れたのは、驚くほど爽やかな笑顔の社長だった。

「いやぁ、よくぞ見つけてくれました!」

N氏は一瞬、耳を疑った。

「……は?」

「実はですね、今回の調査を依頼したのは私自身なんです」

社長はお茶を淹れながら、楽しそうに語る。

「良い会社を作るには、不満や不正を徹底的に洗い出す必要があります。でも、内部の監査チームではどうしても見落としが出る。だから、外部の鋭い目で本当の問題を見つけてもらおうと思いまして」

N氏は目を見開いた。

「つまり、俺は社長のために働いてたってことか?」

「ええ、報酬もすでに振り込んであります。もちろん、記事は書いても構いませんよ。ただし、それを公開する前に、私たちがすぐに是正措置を取るので、あなたの記事は『会社の驚異的な改善力』を称賛する内容になってしまうかもしれませんが」


N氏はその場を後にした。スクープを掴んだはずなのに、なぜか敗北感しかない。

「くそ…こんな企業、面白くなさすぎる」

彼はため息をつきながら、帰り道でスマホを取り出した。そこには、振り込まれた報酬の通知が表示されている。

『入金: 1,000,000円』

N氏は小さく笑った。

「まあ…悪くないか」

あなた:

いいね。インタビューの中身もっと長くしよう

推される会社

N氏はゴシップ記者だ。芸能スキャンダルから政治家の裏金問題まで、世間を騒がせるネタを追い続けてきた。今回の依頼は、ある総合企業の調査。世界一人気があると評判の会社で、社員も投資家も顧客も、誰もが絶賛しているという。

「そんなバカな話があるか」

N氏は早速、裏を探し始めた。


社員へのインタビュー

最初に訪れたのは、会社のオフィスビル。洗練されたデザインの建物に足を踏み入れると、受付の女性が満面の笑顔で迎えてくれた。

「ようこそいらっしゃいました!」

その声がやけに明るすぎて、N氏は警戒した。

まずは一般社員から話を聞くことにした。ランダムに選んだ開発部の若手社員に質問を投げかける。

「職場環境について、不満はありますか?」

「えっ、不満ですか?」

若手社員は驚いた表情を見せたが、すぐに笑顔に戻った。

「うーん…強いて言えば、仕事が楽しすぎて時間が足りないことでしょうか」

「は?」

「毎日、やりがいのあるプロジェクトに関われて、本当に充実してるんです!上司も部下の意見をしっかり聞いてくれますし、アイデアが採用されればすぐに実行できる環境なんですよ」

N氏はメモを取りながら、さらに質問を重ねた。

「残業時間は?」

「ええと…ほとんどないですね。残業したら、上司が心配して『今日はもう帰れ』って言うんです」

「給与は?」

「業界平均より高いですし、年2回のボーナスもすごくいいです!」

「パワハラやセクハラの問題は?」

「社内ポリシーがしっかりしているので、そういう話は一度も聞いたことがないです。万が一問題が起きた場合、すぐに専用の相談窓口が対応してくれますよ」

N氏は次に別の部署の中堅社員にも話を聞いてみた。

「10年勤めてきましたが、本当に働きやすい職場です。最近も、社員の声を反映して、オ

あなた:

流石に長すぎる。やりとりは5回までで章立てはなしにして

推される会社

N氏はゴシップ記者だ。芸能スキャンダルから政治家の裏金問題まで、暴けるものはすべて暴いてきた。今回のターゲットは、世界一人気があると評判の総合企業。社員、投資家、顧客、誰に聞いても絶賛しか出てこないという。

「そんな会社があるわけがない」

そう確信したN氏は、早速調査を開始した。


最初に話を聞いたのは、開発部の若手社員だった。

「職場環境について、不満はあるか?」

「うーん…強いて言えば、食堂のメニューが豪華すぎて選ぶのに時間がかかることでしょうか」

N氏は思わず眉をひそめた。

「いや、もっと深刻な問題とかないのか?パワハラとか、待遇の不満とか」

「ないですね!上司は優しいし、給料も業界平均以上。リモートワークも柔軟にできるし、福利厚生も充実してますし!」

次に、人事部のベテラン社員にも話を聞いた。

「離職率は?」

「昨年は0.3%ですね。大半が定年退職か、夢を叶えるために独立するケースです」

「社内トラブルは?」

「ほぼありません。もし問題が起きても、社内カウンセラーが即対応しますので」

N氏は不信感を募らせた。次に投資家にも話を聞く。

「この会社、何か怪しい動きはしていないか?」

「むしろ透明性がすごいんですよ。決算報告は詳細まで開示され、経営陣は誠実そのもの。株主としては最高です」

最後に一般の顧客にも尋ねてみた。

「悪い評判とか聞かない?」

「ないですねぇ…商品は高品質だし、カスタマーサポートも神対応。SNSでも称賛の声ばかりですよ」

N氏は頭を抱えた。企業というものは、どこかに闇があるものだ。しかし、この会社は完璧すぎる。

そしてついに、匿名の情報提供者から「不正取引の疑惑がある」というリークを得た。証拠を集め、記事をまとめ、会社に通知を送る。

『貴社の不正に関する記事を近日中に発表する』

すると翌日、N氏は社長室に呼び出された。

「よくぞ見つけてくれました!」

満面の笑顔で迎えたのは、社長本人だった。

「……は?」

「実はこの調査を依頼したのは私自身です。良い会社を作るには、不満や不正を徹底的に洗い出す必要がありますからね」

N氏は呆然とした。

「つまり、俺は社長のために働いてたってことか?」

「そうなりますね。もちろん、報酬はもう振り込んでありますよ」

N氏はスマホを確認した。

『入金: 1,000,000円』

N氏は小さく笑った。

「まあ…悪くないか」

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竹貫裕哉|ショートショート作家
あなたの1分を豊かにできるようこれからも頑張ります!

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