新国富論
実に昨今のAI開発よりは、人格完成された個人を輩出できる社会の在り方を問わなくてはならない。それは、AIというのは、所詮おもちゃでしかない。
だが、根本の人間の個の完成を急務とすれば、その一人、アダムがうまれれば、イブも、ヨセフも、ダンテも生じてくるからである。
神話の逆完成である。
あまりにも、人間は、未完成であるといわれて長年ある。
だがの。悟りにしろ、祈りにしろ、哲学にしろ人間は個の完成形は必ずある。
なくても、それがあるとして、漸近的に近づいていかねばならない。
人が完成すれば、この地上は楽園となる。
そんな人民がでた国は、富まないいわれなどなく、真の天地開闢と言えよう。
真のアダムとイブの話は、これからやってくるのである。もしかしたら、AIの第一号の完成は、智慧の実なのかもしれない。
その前後で、人は、そのもっとも敬虔な個の完成が問われていくだろう。
おれらはワンチームだ